Grandfather tried not to sleep.とGrandfather didn’t try to sleep.の違い|文否定と語否定から解説

英語

英語では否定語の位置によって意味が大きく変わることがあります。特に「文否定」と「語否定」の違いは高校英語や大学受験でも重要なポイントです。本記事では「Grandfather tried not to sleep.」と「Grandfather didn’t try to sleep.」を例に、否定の範囲の違いから意味をわかりやすく解説します。

文否定と語否定とは

まず、文否定とは文全体を否定する表現です。一方、語否定とは文の一部分だけを否定する表現を指します。

種類 否定する範囲
文否定 文全体
語否定 特定の語句や不定詞など

否定語がどこに置かれているかによって、何を否定しているのかを判断することが重要です。

Grandfather tried not to sleep.の意味

この文では「not」が不定詞「to sleep」の前に置かれています。

つまり否定されているのは「sleep(眠る)」という動作です。

文の構造は次のようになります。

Grandfather tried [not to sleep].

この場合、「祖父は眠らないように努めた」「祖父は眠るのを我慢しようとした」という意味になります。

「try(努力する)」という行為自体は肯定されており、その努力の内容が「眠らないこと」になっています。

Grandfather didn’t try to sleep.の意味

こちらは「didn’t」が動詞「try」を否定しています。

構造としては次のようになります。

Grandfather didn’t try [to sleep].

つまり「眠ろうとしなかった」「眠る努力をしなかった」という意味です。

ここでは「sleep」ではなく「try」が否定されているため、祖父が実際に眠ったかどうかは分かりません。

単に眠ろうという行動や意志がなかったことを表しています。

文否定と語否定の違いを比較する

英文 否定の対象 意味
Grandfather tried not to sleep. to sleep 眠らないよう努力した
Grandfather didn’t try to sleep. try 眠ろうとしなかった

前者は「眠る」という行為を否定する語否定、後者は「努力する」という動詞を否定する文否定として理解できます。

似た例文で理解を深める

同じ違いは他の動詞でも見られます。

  • She tried not to laugh.(彼女は笑わないようにした)
  • She didn’t try to laugh.(彼女は笑おうとしなかった)

最初の文は「笑うこと」を否定し、後の文は「笑おうとすること」を否定しています。

否定語の位置が変わるだけで意味が大きく変わることが分かります。

まとめ

「Grandfather tried not to sleep.」は不定詞の内容を否定する語否定で、「祖父は眠らないように努めた」という意味です。

一方、「Grandfather didn’t try to sleep.」は動詞tryを否定する文否定で、「祖父は眠ろうとしなかった」という意味になります。

英語では否定語がどこにかかっているかによって意味が変わるため、否定の範囲を意識しながら読むことが重要です。

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