e^x sin(x+α)のべき級数展開の解き方|基本公式から丁寧に整理

大学数学

関数 e^x sin(x+α) のべき級数展開は、指数関数と三角関数の組み合わせであり、一見すると複雑に見えます。しかし、それぞれの基本的なマクローリン展開を使えば、体系的に整理して計算することができます。本記事ではその手順を段階的に解説します。

べき級数展開の基本公式を確認する

まずは基本となるマクローリン展開を確認します。

e^x=Σ(x^n/n!)、sin x=Σ((-1)^n x^(2n+1)/(2n+1)!)です。

例えばこれらの基本形を使うことで複雑な関数も展開できます。

sin(x+α)の分解を行う

三角関数の加法定理より sin(x+α)=sinα cosx + cosα sinx と分解できます。

この形にすると指数関数との積に分けて扱いやすくなります。

例えば定数αはそのまま係数として扱える点が重要です。

cos x と sin x の級数展開

cos x=Σ((-1)^n x^(2n)/(2n)!)、sin x=Σ((-1)^n x^(2n+1)/(2n+1)!)です。

これをsin(x+α)の式に代入することで全体が級数化できます。

例えば偶数項と奇数項に分かれる点がポイントです。

e^xとの積の処理方法

e^x=Σ(x^n/n!)なので、各項ごとに級数の積を考えます。

このときコーシー積を用いて項ごとに整理していきます。

例えばn次の係数は組み合わせ的に計算されます。

整理して一つの級数にまとめる

最終的にはxの同じ次数ごとに項をまとめます。

sinαとcosαがそれぞれ係数として現れる形になります。

例えば実際の展開ではかなり複雑ですが規則性があります。

まとめ:分解して基本形に戻すのが鍵

e^x sin(x+α)の展開はそのまま扱うのではなく分解が重要です。

加法定理と基本級数を組み合わせることで体系的に処理できます。

複雑な関数でも基本公式に帰着させることが解法の本質です。

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