小学校の算数で学習する「平均」は、計算方法自体は簡単でも、文章問題になると急に難しく感じることがあります。
特に、平均を求める問題では「何を足せばいいのか」「何で割ればいいのか」が分からなくなりやすいポイントです。
この記事では、平均の問題をスラスラ解けるようになるための考え方や、文章問題を解くときのコツ、よくある間違いについて詳しく解説します。
平均とは何を表している数字なのか
平均とは、いくつかの数を同じ大きさにそろえたときの1つ分の量を表します。
例えば、3人のテストの点数が80点、70点、90点だった場合、全員の点数を均等に分けると何点になるかを考えたものが平均です。
計算すると、(80+70+90)÷3=80となり、平均点は80点になります。
つまり平均を求める基本は、「全部を合わせて、人数や個数で分ける」という考え方です。
平均の問題を解く基本の公式を覚える
平均を求める問題では、次の公式を使います。
平均=合計÷個数
この形を覚えるだけで、多くの問題が解けるようになります。
| 求めたいもの | 計算方法 |
|---|---|
| 平均 | 合計÷個数 |
| 合計 | 平均×個数 |
| 個数 | 合計÷平均 |
文章問題では、最初に「何を求める問題なのか」を確認すると、使う計算が分かりやすくなります。
平均の文章問題を解くコツは「合計」を考えること
平均の問題で一番大切なポイントは、いきなり割り算をしないことです。
まず「全部合わせたらいくつになるのか」を考える習慣をつけると、問題の意味が理解しやすくなります。
例えば、「5人の平均点が70点でした。5人の合計点は何点ですか」という問題なら、平均×人数で考えます。
70×5=350なので、合計点は350点です。
平均は割り算だけではなく、かけ算や逆算にも使われることを覚えておきましょう。
平均の問題でよくある間違い
平均の問題で多い間違いは、「平均を出すときに割る数を間違える」ことです。
例えば、4個の数字の平均を求める場合、合計を4で割ります。しかし、数字の合計ではなく、数字の種類や大きさで割ってしまう人がいます。
大切なのは、「いくつのものを平均したのか」を確認することです。
また、文章中に出てくる数字を全部使ってしまうのもよくあるミスです。平均に必要な数字だけを選ぶ練習をしましょう。
平均の応用問題を解くための考え方
少し難しい平均の問題では、足りない数字を求めたり、平均が変化した理由を考えたりします。
例えば、「4人の平均体重が40kgで、5人目が加わったら平均が42kgになりました。5人目の体重はいくつでしょう」という問題があります。
この場合、最初に4人分の合計を求めます。
40×4=160kg
次に、5人分の合計を求めます。
42×5=210kg
最後に差を計算します。
210−160=50kg
つまり、5人目の体重は50kgになります。
平均問題を得意にする練習方法
平均の問題を得意にするには、公式を暗記するだけではなく、「平均=みんなで同じ量に分けた結果」というイメージを持つことが大切です。
問題を読んだら、次の順番で考えるようにすると安定して解けるようになります。
- 何個(何人)の平均なのか確認する
- 合計を求める必要があるか考える
- 割るのか、かけるのか判断する
例えば、買い物の平均金額、テストの平均点、身長や体重の平均など、日常生活でも平均は多く使われています。
まとめ|平均の問題は「合計」と「個数」を意識すると解ける
小学校の平均問題を解くコツは、公式を丸暗記するだけではなく、「全部合わせた量を同じ数で分ける」という意味を理解することです。
基本は「平均=合計÷個数」です。そして、逆に合計を求める場合は「平均×個数」を使います。
文章問題で迷ったときは、まず「何を平均しているのか」「全部でいくつになるのか」を考えることで、難しい問題でも整理して解けるようになります。


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