中学理科で多くの人がつまずきやすいのが「元素記号」です。HやOのように簡単なものもありますが、NaやFeのように英語と違う表記が出てくると、一気に難しく感じる人も少なくありません。
ですが、元素記号は暗記のやり方を変えるだけで、かなり覚えやすくなります。
この記事では、中学生でも実践しやすい元素記号の覚え方や、実際に多くの人が使っている暗記法をわかりやすく紹介します。
元素記号は「丸暗記」だけだときつい
元素記号を覚えようとして、教科書をひたすら見続ける方法をやる人は多いです。
しかし、意味がわからないまま文字だけを覚えようとすると、短期間では覚えられてもすぐ忘れてしまいます。
たとえば、「Na=ナトリウム」は英語の頭文字ではありません。
これはラテン語の「Natrium」が由来です。
このように、「なぜその記号なのか」を少し知るだけでも記憶に残りやすくなります。
まずは超重要な元素だけを優先する
最初から全部覚えようとすると大変なので、まずはよく出る元素から覚えるのがおすすめです。
| 元素名 | 元素記号 |
|---|---|
| 水素 | H |
| 酸素 | O |
| 窒素 | N |
| 炭素 | C |
| 硫黄 | S |
| 鉄 | Fe |
| 銅 | Cu |
| 銀 | Ag |
| ナトリウム | Na |
| カリウム | K |
まずはこのあたりを完璧にすると、テストでもかなり有利になります。
「全部覚える」より「よく出るものを確実に」が大切です。
語呂合わせで覚える方法
元素記号は、語呂合わせを使うとかなり覚えやすくなります。
たとえば、Na(ナトリウム)は「ナトリウムだからNa」と音で覚える人も多いです。
Fe(鉄)は「Ferrum」というラテン語由来なので、「フェ=鉄」と結びつけて覚える方法があります。
また、「Cu(銅)」は英語のCopperから来ているので、「CopperのCとu」と考えると印象に残ります。
自分だけの変な覚え方を作ると、意外と忘れません。
書いて覚えるのはやはり強い
元素記号は、見るだけより「書く」ほうが定着しやすいです。
特におすすめなのは、「元素名→元素記号」と「元素記号→元素名」を両方練習することです。
例えば、ノートを半分に区切って、左に「酸素」、右に「O」と何度も書きます。
さらに、数分後に隠してテストすると記憶に残りやすくなります。
これは「思い出す作業」が脳に強く残るためです。
周期表を毎日見ると自然に覚える
周期表を机の前やスマホの待ち受けにしておく人もいます。
毎日目に入るだけでも、少しずつ位置や記号が頭に入ってきます。
特に中学生では、最初の20個前後を覚えるだけでもかなり役立ちます。
「勉強するぞ」と気合を入れるより、日常的に見る環境を作るほうが続きやすいです。
元素記号は「使う」と覚える
化学式を書くようになると、元素記号は自然に覚えやすくなります。
たとえば、水はH2O、二酸化炭素はCO2です。
化学式の問題を解いているうちに、「Hは水素」「Oは酸素」が反射的に出るようになります。
つまり、元素記号だけを単独で暗記するより、問題演習とセットで覚えるほうが効率的です。
覚えられないのは普通
元素記号は最初、誰でも混乱します。
特に、Fe・Ag・Naのようなラテン語由来のものは、中学生には難しく感じて当然です。
ですが、何度も見て、書いて、問題で使ううちに自然と覚えます。
最初から完璧を目指さず、「今日は5個だけ覚える」くらいの気持ちのほうが続きやすいです。
まとめ
元素記号を覚えるコツは、「丸暗記だけに頼らないこと」です。
よく出る元素から優先して覚え、語呂合わせや由来を利用しながら、書いて練習すると定着しやすくなります。
また、化学式の問題を解くことで、自然と元素記号が身についていきます。
最初は難しく感じても、多くの人が同じところで苦戦しています。少しずつ繰り返せば、確実に覚えられるようになります。


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