三角関数の加法定理は、角度の和や差に対して成立する基本的な公式です。cos(α+β)の公式からcos(α-β)を導く際にβを-βと置き換えるのは、公式の性質を利用するためです。
加法定理の基本公式
加法定理では次の式が成立します。
- cos(α+β) = cosα cosβ – sinα sinβ
- sin(α+β) = sinα cosβ + cosα sinβ
ここで、角度に負の値を代入しても、三角関数の偶奇性により正しく変換できます。
βを-βに置き換える理由
cos関数は偶関数であり、cos(-θ) = cosθ が成り立ちます。一方、sin関数は奇関数で、sin(-θ) = -sinθ です。これにより、次のように計算できます。
cos(α-β) = cos(α + (-β)) = cosα cos(-β) – sinα sin(-β) = cosα cosβ + sinα sinβ
この変換は公式の性質に基づくもので、図の形は変わりますが、計算結果として正しい値が得られます。
図の理解
角度の符号を変えると、単位円上で角度が反対方向になります。図が変わったように見えますが、公式の適用には問題ありません。重要なのは三角関数の定義と偶奇性を理解することです。
まとめ
cos(α+β)からcos(α-β)を導くときにβを-βに置き換えるのは、cosが偶関数、sinが奇関数であることを利用した公式の変形です。図上では角度の向きが変わりますが、計算結果として公式は正しく適用できます。


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