小学校算数の過不足算を解説!「(8+10)÷(4-3)」の式の意味を分かりやすく説明

算数

小学校の算数で出てくる「何個ずつ配ると足りない・余る」という問題では、式の意味が分からないと解き方を覚えるだけになってしまいます。特に過不足算では、最後に出てくる「(8+10)÷(4-3)」のような式が、なぜその計算になるのか疑問に感じることがあります。この記事では、この式が表している内容を図や考え方を使って分かりやすく解説します。

この問題は「配り方を変えたときの差」を考える問題

この種類の問題では、園児に同じ数ずつお菓子や物を配る場面を考えます。例えば、1人に4個ずつ配ろうとすると足りなくなり、1人に3個ずつ配ると余る、というような状況です。

ポイントは、「4個ずつ配る場合」と「3個ずつ配る場合」で、必要な個数がどれだけ変わるかを見ることです。

1人あたり1個多く配るだけでも、人数が多ければ全体では大きな差になります。この差を利用して人数を求めます。

「4個ずつ配ると(4-2)+4×2=10個たりない」の意味

まず、4個ずつ配る場合を考えます。解説にある「(4-2)」は、最後の2人が2個ずつしかもらえていない不足分を表しています。

つまり、本当は4個ずつ配りたいのに、2人には2個しか渡せなかったので、1人あたり2個不足しています。

計算すると、(4-2)×2ではなく、問題文の状況によって「最初の不足分」と「4個ずつ必要な人数分」を合わせて、全部で10個不足していることを表しています。

「(8+10)÷(4-3)」は何を表しているのか

この式で一番大切なのは、分母の「4-3」です。これは、配り方を1人あたり4個から3個に変えたとき、1人につき何個差が出るかを表しています。

4個ずつ配る場合と3個ずつ配る場合では、1人につき1個の差があります。つまり、園児が1人増えるごとに必要な数の差が1個ずつ広がります。

そのため「4-3」は、1人あたりの差を表しているのです。

なぜ「8+10」を割るのか

「8+10」は、2つの配り方を比べたときに生まれる全部の差を表しています。

例えば、3個ずつ配った場合には8個余る、4個ずつ配った場合には10個足りないという状況があります。この差を合わせると、実際には18個分の差があることになります。

そして、その18個の差が園児1人につき何個ずつ生まれているのかを見るために、「1人あたりの差」である(4-3)で割ります。

式を文章にすると意味が分かる

(8+10)÷(4-3)という式は、文章にすると「余っている数と足りない数を全部合わせた差を、1人あたりの配る数の違いで割って、人数を求める」という意味になります。

今回の場合は、(8+10)÷(4-3)=18となるため、園児は18人いることが分かります。

つまり、この式は暗記するものではなく、「配り方を変えたことで増えた差を利用して人数を求めている」と考えると理解しやすくなります。

過不足算を解くときの考え方

過不足算では、まず「多く配る場合」と「少なく配る場合」を比べます。そして、余った数と足りない数を足して、1人あたりの配る量の差で割ります。

基本の形は次のようになります。

(余る数+足りない数)÷(多く配る場合の数-少なく配る場合の数)=人数

この考え方を覚えておくと、問題の文章が変わっても対応できるようになります。

まとめ

「(8+10)÷(4-3)」という式は、単なる計算方法ではなく、2種類の配り方を比べたときに生じる差から園児の人数を求める式です。

「8+10」は余りと不足を合わせた全体の差、「4-3」は1人あたりの配る数の差を表しています。

過不足算は式を丸暗記するよりも、「配り方を変えたら全体の差がどれだけ変化するか」を考えると、同じような問題でも解けるようになります。

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