英検や大学入学共通テストのリスニング対策では「毎日英語を聞くと良い」とよく言われます。しかし、英語なら何でも聞けば効果があるのか、ニュースや映画を見るべきなのか、どの教材を選べばよいのか迷う人も多いでしょう。
この記事では、英検や共通テストのリスニング力を伸ばすために、どのような英語を聞けばよいのか、レベル別のおすすめ素材や効果的な聞き方について詳しく解説します。
英検や共通テスト対策では試験に近い英語を聞くことが重要
リスニング対策で最も効果が高いのは、受験する試験で実際に出題される英語に近い音声を聞くことです。
例えば、共通テストのリスニングでは日常会話や学校生活、説明文などが中心です。そのため、最初から難しい海外ニュースや映画を聞くよりも、過去問や問題集の音声を繰り返し聞くほうが得点アップにつながりやすくなります。
英検の場合も級によって必要な語彙やスピードが異なるため、自分が受験する級の過去問音声を活用することが効果的です。
おすすめのリスニング教材と聞く順番
リスニング学習では、難しい英語に挑戦する前に、まず自分のレベルに合った音声を大量に聞くことが大切です。
| 目的 | おすすめの音声 |
|---|---|
| 出題形式に慣れる | 英検・共通テストの過去問音声 |
| 基礎的な聞き取り力を伸ばす | 学校教材・英語学習用アプリ |
| 自然な英語に慣れる | 英語ニュース・海外動画 |
例えば、共通テストを受験する高校生なら、まず過去問音声を使って問題形式に慣れ、その後に英語学習者向けのニュースや会話教材を追加すると効果的です。
英検対策なら、英検公式の過去問題音声を中心に、単語帳の例文音声なども活用すると語彙力と聞き取り力を同時に鍛えられます。
毎日聞くだけではなく正しい方法で練習する
リスニング力を伸ばすためには、ただBGMのように英語を流すだけでは十分な効果は得られません。
おすすめは、同じ音声を何度も使って学習する方法です。最初は何を言っているか分からなくても、英文を確認しながら聞き直すことで、英語の音の変化や発音の特徴が理解できるようになります。
例えば、1つの英文音声を使って「普通に聞く→英文を見る→音声を聞きながら音読する→英文なしで聞く」という流れで練習すると、実際の試験でも聞き取れる力が身につきます。
英検や共通テスト向けにおすすめしない英語学習素材
英語力向上には役立つものでも、試験対策としては効率が悪い教材もあります。
例えば、海外ドラマや洋画は自然な表現を学ぶには良いですが、話すスピードが速かったり、省略表現が多かったりするため、初心者がリスニング対策として使うには難しい場合があります。
また、英語ニュースも語彙や内容が難しいことが多く、基礎力が不足している段階では「聞いているけれど理解できない」という状態になりやすいです。
ただし、英検準1級以上など高度な英語力を目指す場合は、ニュースや講演などを取り入れることでさらに実力を伸ばせます。
レベル別のおすすめリスニング学習方法
英検3級・準2級や共通テスト初心者の場合
まずは教科書レベルの英文や試験の過去問音声を使い、基本的な単語や文の聞き取りに慣れることが重要です。
短い英文を繰り返し聞き、聞こえた音をまねして発音するシャドーイングを取り入れると、英語の音に慣れやすくなります。
英検2級以上や共通テスト高得点を目指す場合
試験問題だけでなく、少し長めの英文や自然な会話音声にも挑戦すると良いでしょう。
ただ聞くだけではなく、聞き取れなかった部分を分析し、知らない単語や表現を覚えることでリスニング力が安定します。
毎日続けるためのリスニング習慣の作り方
リスニングは短期間で急激に伸びる能力ではないため、毎日少しずつ継続することが大切です。
例えば、通学時間に10分だけ英検の音声を聞く、寝る前に共通テストの英文を1題復習するなど、無理なく続けられる時間を決めると習慣化しやすくなります。
重要なのは「たくさんの種類を聞くこと」よりも「同じ英文を理解できるまで繰り返し聞くこと」です。
まとめ
英検や共通テストのリスニング対策では、まず試験に近い英語を聞くことが最も効果的です。
基本は過去問や公式教材を中心に使い、レベルに応じて英語学習用音声やニュースなどを追加すると効率よく力を伸ばせます。
毎日英語を聞く習慣は大切ですが、ただ流すだけではなく、音声を繰り返し分析して発音練習まで行うことで、本番で聞き取れるリスニング力につながります。


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