数学の参考書として有名な青チャートを進めていると、例題の中には解説を読んでもすぐには理解できない難問が登場します。特に数1Aでは、基本問題から一気に難易度が上がる例題もあり、黒い例題を見て圧倒される人は少なくありません。この記事では、青チャートの難しい例題に出会った時の考え方や、効率的な使い方について解説します。
青チャートの黒い例題が難しく感じる理由
青チャートには、基礎確認から入試レベルまで幅広い問題が収録されています。そのため、すべての例題が同じ難易度ではありません。
特に黒い例題は、その単元の知識を組み合わせたり、解法の発想が必要になったりする問題が多く含まれています。
例えば、二次関数の基本的な最大値・最小値の問題は公式やグラフの知識だけで解けますが、複数の条件が絡む問題では「どの考え方を使うか」を判断する力が必要になります。
つまり、黒い例題が難しいのは数学の才能がないからではなく、単純な計算力だけでは解けない段階の問題だからです。
青チャートの黒い例題は最初から解けなくても問題ない
青チャートを使う上で重要なのは、黒い例題を最初から完璧に解こうとしないことです。
数学の学習では、解法を知らない問題に出会い、その考え方を吸収することで実力が伸びていきます。
例えば、初めて見る図形問題で10分考えても解けなかったとしても、解説を読んで「補助線を引く理由」や「その公式を使う理由」が理解できれば、その経験は次の問題に活かせます。
黒い例題は、現在の実力を測るテストというより、新しい考え方を学ぶ教材として利用するのがおすすめです。
青チャートの効率的な進め方
数1Aの青チャートを進める場合、まずは例題の中でも基本的な問題を確実に理解することが大切です。
おすすめの流れは、以下のようになります。
- まず例題を自力で考える
- 解けなければ早めに解説を見る
- 解法の流れを理解する
- 数日後にもう一度自力で解く
特に重要なのは、解説を読んだ直後に「分かった気になる」ことを避けることです。
例えば、解説を読めば理解できた問題でも、翌日に白紙から解こうとすると手が止まることがあります。その場合はまだ解法が身についていません。
黒い例題に取り組むタイミング
黒い例題に挑戦するタイミングは、基本例題や重要例題がある程度解けるようになってからがおすすめです。
基礎が固まっていない状態で難問ばかり取り組むと、解法の背景が理解できず、ただ答えを暗記する勉強になりやすくなります。
例えば、二次関数のグラフや平方完成がまだ不安な状態で難しい最大値問題に挑戦しても、必要な道具が不足しているため苦戦します。
逆に、基本事項を理解した後なら「なぜこの解法になるのか」を考えながら学習できます。
青チャートで伸びる人の問題への向き合い方
数学が得意になる人は、難しい問題を見た時にすぐ答えを見るか、ただ悩み続けるかのどちらかではありません。
適切な時間考えた後に、必要なら解説から新しい考え方を吸収しています。
例えば15分考えて方針が全く浮かばない問題なら、解説を確認して「最初の一手」を学ぶことも有効です。
大切なのは、解けなかったことではなく、その問題から何を学んだかです。
黒い例題を全部やる必要はあるのか
青チャートの黒い例題は、志望校や現在の目標によって取り組む量を調整しても問題ありません。
学校の定期テスト対策や共通テスト対策が目的なら、まずは基本例題や重要例題を完成させることが優先です。
一方で、難関大学を目指す場合は黒い例題にも積極的に取り組み、複数の解法を比較する力を身につけることが重要になります。
参考書は最初から最後まで同じペースで進めるものではなく、自分の目的に合わせて使うことが大切です。
まとめ|青チャートの黒い例題は成長するための問題
青チャートの黒い例題を見て難しいと感じるのは、多くの数学学習者が経験することです。
黒い例題は、単なる計算問題ではなく、知識を組み合わせて解法を考える力を鍛えるための問題です。
最初から完璧に解く必要はなく、解説から考え方を学び、繰り返し解いて身につけることが重要です。
青チャートは量が多い参考書だからこそ、すべてを一度で攻略しようとせず、自分のレベルに合わせて段階的に進めることで大きな力になります。


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