2つの円が接するときの中心座標の求め方|半径80の円と直線x=122を使った計算方法

数学

2つの円が接する条件から中心座標を求める問題では、円の中心間の距離に注目することが重要です。特に、一方の円の中心が原点にあり、もう一方の円の中心が特定の直線上にある場合は、三平方の定理を利用することで座標を求めることができます。この記事では、半径80の円同士が接するとき、x=122上にある円の中心座標を求める考え方を詳しく解説します。

2つの円が接する条件を確認する

まず、円Aは原点を中心とする半径80の円です。そのため、円Aの中心座標は

(0,0)

となります。

円Bは半径80で、中心が直線x=122上にあるため、中心座標を

(122,y)

と置くことができます。

ここで求めたいのは、y座標がマイナスになる場合のyの値です。

2つの円が外接するとき、中心間の距離はそれぞれの半径の和になります。

今回、2つの円の半径はともに80なので、中心間の距離は

80+80=160

になります。

中心間の距離から方程式を作る

円Aの中心(0,0)と円Bの中心(122,y)の距離は、座標間の距離の公式より、

√((122−0)²+(y−0)²)

で求められます。

接する条件では、この距離が160になるため、

√(122²+y²)=160

という方程式が成り立ちます。

両辺を2乗すると、

122²+y²=160²

となります。

y座標を計算する

それぞれの数値を計算すると、

122²=14884

160²=25600

なので、

14884+y²=25600

となります。

したがって、

y²=25600−14884

y²=10716

です。

よって、

y=±√10716

となります。

√10716を簡単にすると、

10716=4×2679

なので、

y=±2√2679

となります。

今回は「y座標がマイナスの方」を求めるため、

y=−2√2679

となります。

円Bの中心座標を求める

円Bの中心は(x,y)=(122,y)と設定していました。

求めたy座標を代入すると、円Bの中心座標は、

(122,−2√2679)

になります。

近似値で表すと、√2679は約51.76なので、

y≈−103.5

となり、中心座標はおよそ

(122,−103.5)

です。

図形問題で円の接点を考えるときのポイント

2つの円が接する問題では、接点そのものを求めようとするよりも、まず中心同士を結んだ線分に注目すると解きやすくなります。

円同士が外接する場合は中心間距離が半径の和、内接する場合は半径の差になるという性質があります。

今回の問題では、半径80の円同士なので中心間距離が160になることが最も重要なポイントです。

また、座標問題では中心の片方が固定されている場合、もう一方を(x,y)と置き、距離の公式を使うことで多くの場合は解決できます。

まとめ|円の接点条件は中心間距離で考える

原点中心の半径80の円と、x=122上に中心を持つ半径80の円が接するとき、円Bの中心を(122,y)と置いて中心間距離を計算します。

接する条件から、

√(122²+y²)=160

を作り、計算すると、

y=±2√2679

になります。

y座標がマイナスの方を選ぶため、求める円Bの中心座標は

(122,−2√2679)

です。

このように、円の位置関係を考える問題では「中心間の距離」を基準にすると、座標や図形の条件を整理しやすくなります。

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