英語では、前置詞の使い方によって微妙なニュアンスの違いが生まれます。特に「色」を表す場合、日本語の感覚では「〜の色」という意味になるため、どの前置詞を使えばよいのか迷うことがあります。
コンビニなどで外国人のお客様から「MEVIUS No.1 for yellow」のような表現を聞いた場合、「for + 色」という使い方は間違いなのか、それとも自然な英語なのか気になる人もいるでしょう。この記事では、英語におけるforの使い方や、色を指定するときの表現について解説します。
「for + 色」は英語として使われる表現なのか
結論から言うと、「for + 色」という形は特定の状況では自然に使われる表現です。ただし、一般的に「黄色のもの」という意味だけを表したい場合には、必ずしもforが使われるわけではありません。
英語のforには「〜向けの」「〜に対応した」「〜を目的とした」という意味があります。そのため、「for yellow」は「黄色の人向け」「黄色い種類のもの」というニュアンスになります。
例えば、商品を選ぶ場面では「これは黄色いタイプの商品です」という意味で、色を区別するためにforが使われることがあります。
商品選びで使われるforの意味
英語の商品名や注文時の会話では、forは「用途や対象を示す前置詞」としてよく使われます。
例えば、以下のような表現があります。
| 英語表現 | 意味 |
|---|---|
| shoes for running | ランニング用の靴 |
| medicine for children | 子ども向けの薬 |
| color for summer | 夏向けの色 |
このようにforは単純に「色そのもの」を説明するだけではなく、「その色に分類されたもの」「その色を選ぶ目的」といった意味を持つことがあります。
色を表すときに使うinやofとの違い
色に関する英語表現では、inやofも使われますが、それぞれ役割が異なります。
例えば「a shirt in yellow」と言えば「黄色で作られたシャツ」「黄色という色のシャツ」という意味になります。この場合は色そのものを表現しています。
一方、「a product for yellow」と表現すると、「黄色を選ぶ人向けの商品」や「黄色というカテゴリーの商品」というように、対象や分類を意識した表現になります。
つまり、inは「色の状態・種類」を表し、forは「目的・対象・対応」を表すことが多いという違いがあります。
「MEVIUS No.1 for yellow」は聞き間違いの可能性もある
コンビニでの商品注文の場合、聞き取った英語が必ずしも文法的な文章とは限りません。外国人のお客様が商品名や特徴を短く伝えているケースも多くあります。
例えば、タバコの商品を選ぶ場面では、「yellow」と言うことでパッケージの色や種類を指定している可能性があります。その場合、「for yellow」は正式な文章というより、商品を区別するための言い方として使われた可能性があります。
また、実際には「MEVIUS No.1 yellow」や「MEVIUS No.1, the yellow one(黄色いやつ)」など別の表現だったものを聞き取った可能性もあります。
ネイティブが色を指定するときによく使う表現
日常会話で色を指定するときには、以下のような表現がよく使われます。
- This one in yellow.(黄色のこれ)
- The yellow one.(黄色いやつ)
- I want the yellow package.(黄色いパッケージのものが欲しい)
- Do you have it in yellow?(黄色のものはありますか?)
特に買い物の場面では「the yellow one」のように、色を名詞のように扱って指示する表現が非常によく使われます。
そのため、外国人のお客様が色で商品を指定する場合、「for yellow」が絶対に一般的というわけではなく、状況に応じてさまざまな言い方が使われています。
まとめ:for + 色は状況によって成立する表現
「for + 色」という表現は、英語として完全に不自然というわけではありません。forには「〜向け」「〜用」「〜に対応した」という意味があるため、商品や分類を表す場面では使われることがあります。
ただし、色そのものを指定する場合は「in yellow」や「the yellow one」のほうが一般的です。コンビニで聞いた表現は、商品名や注文時の省略表現だった可能性もあります。
英語の前置詞は日本語訳だけで判断すると分かりにくいですが、「forは目的や対象を示す」という基本を押さえると、ネイティブの表現も理解しやすくなります。


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