英検直前になると「リスニングが聞き取れない」「単語は分かるのに文章になると理解できない」と不安になる人は少なくありません。特に試験まで残り数日しかない場合、英語力そのものを大きく伸ばすことは難しいですが、得点につながる対策をすることは可能です。
英検のリスニングは、すべての英文を完璧に聞き取る必要はありません。重要な部分を聞き取り、問題のポイントを押さえることで正解できる問題は増やせます。この記事では、試験直前でも実践できるリスニング対策や、聞き取るべきポイントについて解説します。
英検リスニングで全部聞き取れなくても大丈夫な理由
英検のリスニングでは、ネイティブの会話を一字一句理解する能力が求められているわけではありません。問題を解くために必要な情報を聞き取ることが重要です。
例えば会話文では、登場人物が何について話しているのか、最後に何をすることになったのか、相手がどんな意見を持っているのかなどが正解につながります。
「I」「but」「because」「tomorrow」「next week」など、主語・接続詞・時間・場所・数字などの情報は特に重要です。細かい表現が聞き取れなくても、これらを拾うだけで答えを絞れる場合があります。
試験2日前にやるべき英検リスニング対策
試験直前の時期は、新しい参考書に手を広げるよりも、過去問や予想問題を使って本番形式に慣れることが効果的です。
まずは過去問のリスニングを本番と同じように解き、その後に必ず答え合わせをしてください。ただ聞くだけではなく、「なぜ聞き取れなかったのか」を確認することが大切です。
聞き取れない原因には、単語を知らない場合、音の変化についていけない場合、英文を処理する速度が足りない場合などがあります。原因によって対策を変えることで短期間でも改善できます。
残り2日で優先して覚えるリスニングのポイント
短期間で効果を出すなら、すべての英文を理解しようとするより、問題でよく出る情報を意識しましょう。
| 聞き取るポイント | 理由 |
|---|---|
| 数字・時間・曜日 | 答えの判断材料になりやすい |
| 場所 | 会話の状況を理解しやすくなる |
| 否定表現 | 意味が逆になるため重要 |
| 最後の発言 | 結論や行動が出やすい |
例えば「I wanted to go there, but I was busy.」という文では、前半の「行きたかった」よりも、but以降の「忙しかった」という部分が重要になります。
英語ではbut、however、so、becauseなどの後に重要な情報が来ることが多いため、接続詞を聞いたら集中する癖をつけると効果があります。
単語は聞こえるのに文章が理解できない原因と対策
単語が聞き取れているのに文章として理解できない場合、多くは英語を日本語に直そうとしていることが原因です。
例えば「What are you going to do tomorrow?」を聞いた時、日本語訳を頭の中で作っていると処理が遅れます。リスニングでは「what=何」「tomorrow=明日」「do=する」という情報を素早くつなげる練習が必要です。
残り2日なら、英文を聞いた後に日本語訳を書く練習よりも、音声を聞きながら意味のまとまりを理解する練習がおすすめです。
本番でリスニングの点数を上げるテクニック
英検のリスニングでは、音声が流れる前の時間の使い方も重要です。問題文や選択肢を先に読むことで、何を聞けばよいのか準備できます。
例えば選択肢に人名や場所、時間が書かれている場合、音声ではそれらの違いが問われる可能性が高いため、注意して聞くことができます。
また、1問聞き逃してしまっても、気持ちを切り替えることが大切です。前の問題を引きずると次の問題も失敗しやすくなります。
試験前日のおすすめ勉強方法
前日は大量に問題を解くより、今まで解いた問題の復習を中心にしましょう。
間違えた問題の音声を何度か聞き、聞こえなかった単語や表現を確認します。その後、音声に合わせて声に出すシャドーイングを行うと、英語の音の流れに慣れやすくなります。
ただし、睡眠不足はリスニング能力を大きく低下させます。直前まで無理に勉強するより、試験当日に集中できる状態を作ることも重要です。
まとめ:英検リスニングは重要部分を拾う力が合否を左右する
英検のリスニングは、すべての英文を完璧に聞き取れなくても得点できます。大切なのは、問題を解くために必要な情報を見つけることです。
試験まで2日しかない場合は、過去問演習、接続詞や数字など重要情報の聞き取り、音声への慣れを優先しましょう。
「全部聞こえないから無理」と考える必要はありません。本番では聞き取れる部分を確実に拾い、選択肢や問題文から判断する力を使うことで、リスニングの点数を伸ばすことは十分可能です。


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