高校1年生の夏休みは、数学I・Aの基礎を固めながら、入試を見据えた応用力を伸ばす絶好の時期です。特に青チャートを使って一問ずつ理解しながら進めている人は、次の問題集選びによってその後の数学力の伸び方が大きく変わります。
この記事では、青チャートをある程度進めた高1生が夏休みに取り組むのに向いている数学I・Aの問題集や、効果的な進め方について解説します。
高1夏休みの数学I・Aで大切なのは問題集を増やすことではなく定着させること
数学の成績を伸ばすためには、たくさんの問題集に手を出すよりも、解いた問題を確実に自分の力にすることが重要です。
青チャートを使って、解法の理由まで理解しながら進めている場合は、すでに基礎から標準レベルの問題に触れています。そのため、次に選ぶ問題集は「青チャートの復習用」か「少し上のレベルへ進む用」がおすすめです。
特に高1の夏休みでは、数学II・B以降につながる土台作りとして、数学I・Aの典型問題を素早く解ける力を身につけることが大切です。
青チャートの次におすすめの数学I・A問題集
1. 基礎問題精講 数学I・A
青チャートを丁寧に進めている人でも、解法をより整理したい場合には「基礎問題精講」がおすすめです。
問題数が絞られており、入試で頻出する基本問題を効率よく確認できます。青チャートのように幅広く学ぶ参考書とは違い、重要な問題を繰り返して解くことで解答パターンを身につけられます。
例えば二次不等式まで終わっていて、三角関数などを一通り学んだ後に取り組むと、数学I・A全体の穴を発見するのに役立ちます。
2. 1対1対応の演習 数学I・A
数学が得意で、青チャートの例題レベルをかなり理解できている人には「1対1対応の演習」も選択肢になります。
標準からやや難しい問題まで扱っており、単なる暗記ではなく、問題の本質を理解する力を鍛えることができます。
ただし、基礎が曖昧な状態で進むと難しく感じるため、青チャートの重要例題が自力で解けることが前提になります。
3. チャート式の復習を徹底する方法も有効
新しい問題集を購入する前に、青チャートをもう一度解き直す方法も非常に効果的です。
一度理解したつもりの問題でも、時間を空けて解くと解法が出てこないことがあります。そのような問題を重点的に復習することで、知識が実戦で使える力になります。
例えば、例題を見ずに解答方針を説明できるか確認すると、自分の理解度を正確に判断できます。
高1夏休みの数学I・Aおすすめ勉強スケジュール
夏休み期間は、最初に新しい単元を進め、後半で問題演習に時間を使う流れがおすすめです。
例えば、前半は三角関数や残っている単元を青チャートで理解し、後半は基礎問題精講などで総復習を行うという方法があります。
また、間違えた問題だけをまとめたノートやリストを作ると、短期間でも効率よく弱点補強ができます。
青チャートを理解して進める人が注意したいポイント
青チャートは非常に優れた参考書ですが、すべてを完璧に理解しようとして時間をかけすぎると、演習量が不足することがあります。
数学では「理解すること」と「自力で解くこと」は別の能力です。解説を読んで納得できても、何日か後に自分で解けなければ実戦力にはなりません。
そのため、理解した問題でも時間を置いて再度解く習慣をつけることが、高1から数学を得意科目にするポイントです。
まとめ|高1夏休みは青チャートを土台に問題演習へ進む時期
高1の夏休みに数学I・Aの問題集を選ぶ場合、青チャートをどこまで理解できているかによって適した教材は変わります。
基礎を固めたい場合は基礎問題精講、さらに上を目指す場合は1対1対応の演習、または青チャートの繰り返し演習がおすすめです。
大切なのは問題集の数ではなく、一度解いた問題を確実に自力で解ける状態にすることです。夏休みに数学I・Aの土台を完成させることで、その後の数学II・Bや大学受験対策にも大きな力になります。


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