英語の発音問題でよく出題される「th」の音は、日本語にない音のため、中学生の学習では特に迷いやすいポイントです。特に「with」と「this」のthは同じなのか違うのか、判断に悩む人も多くいます。
この記事では、withとthisのthの発音の違い、学校の定期テストで求められる考え方、発音記号を使った確認方法について分かりやすく解説します。
withとthisのthの発音は基本的に同じ音
結論から言うと、中学校の英語の発音問題では「with」と「this」のthは同じ発音として扱われます。
どちらのthも、舌を上下の歯の間に軽く出し、声を出して発音する「有声音」のthです。発音記号では「ð(エズ)」で表されます。
例えば、thisは「ðɪs」、withは「wɪð」と表されます。最後の音か最初の音かという位置の違いはありますが、thそのものの音は同じ種類です。
thには2種類の発音がある
英語のthには大きく分けて2種類の発音があります。違いを理解すると、withとthisが同じ理由も分かりやすくなります。
| 発音記号 | 特徴 | 例 |
|---|---|---|
| ð | 声を出すth(有声音) | this、that、with、mother |
| θ | 声を出さないth(無声音) | think、thank、three、mouth |
「ð」は声帯を振動させながら発音します。一方、「θ」は息だけを出して発音する音です。
例えば「this」と「think」を比べると、どちらもthで始まりますが、thisは声が出る音、thinkは声が出ない音なので発音が異なります。
なぜ違うように感じるのか
withとthisのthが違うように感じる理由は、音が置かれている場所が異なるためです。
thisの場合は単語の最初にthがあるため、舌の位置や音の始まりがはっきり聞こえます。一方、withの場合は単語の最後にthがあるため、前の「i」の音から続いて発音され、弱く聞こえることがあります。
例えば、日本語でも同じ音でも文章の中で強く聞こえたり弱く聞こえたりすることがあります。英語でも周囲の音によって聞こえ方が変化します。
学校のテストで「同じ」と判断する理由
中学校の定期考査で「withのthとthisのthは同じか」という問題が出た場合、確認しているのはthの音の種類です。
そのため、発音する位置や聞こえ方ではなく、「ðの音か、θの音か」で判断します。withもthisもðなので、答えは「同じ」になります。
例えば、「think」と「this」なら、どちらもthから始まりますが、thinkはθ、thisはðなので「違う」と判断します。
ChatGPTなどで回答が異なる場合がある理由
発音について質問した場合、AIや検索結果によって説明が異なることがあります。これは、「音の種類」と「聞こえ方」のどちらを基準に説明しているかによる違いです。
日常的な英語では、withの最後のthが弱く発音されたり、話者によって発音が変化したりすることがあります。そのため、実際の会話では違って聞こえる場合があります。
しかし、中学校の発音問題では、基本的な発音記号や音の分類を基準に考えるため、withとthisは同じthの仲間として扱われます。
thの発音を覚えるコツ
thの発音を覚えるには、舌の位置と声の有無を意識することが大切です。
「舌を歯で軽く挟む」という形を作り、その状態で声を出すとð、声を出さず息だけを出すとθになります。
例えば、this、that、these、thoseなどの指示語はðの仲間、think、thank、threeなどはθの仲間としてまとめて覚えると効率的です。
まとめ|withとthisのthは学校英語では同じ発音
withとthisのthは、どちらも発音記号では「ð」で表される有声音のthです。そのため、中学校の定期テストでは「同じ」と答えるのが正しい判断になります。
ただし、実際の英会話では単語の位置や話し方によって聞こえ方が変わるため、違うように感じることがあります。
thの発音問題では、聞こえ方だけで判断せず、「声を出すth(ð)」なのか「声を出さないth(θ)」なのかを確認すると、正確に答えられるようになります。


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