確率の問題では、コインや硬貨の枚数が複数ある場合、どのように組み合わせを数えるかが重要になります。今回のケースでは、5円玉2枚と10円玉2枚を同時に投げて、表が出た硬貨の金額の合計が25円以上になる確率を求める問題です。このとき、5円玉2枚を区別して考える理由を解説します。
なぜ5円玉を区別して考えるのか
5円玉2枚は一見同じに見えますが、それぞれ独立して表か裏かが決まるため、2枚の結果の組み合わせは別々に考える必要があります。
例えば、5円玉の1枚目が表、2枚目が裏の組み合わせと、1枚目が裏、2枚目が表の組み合わせは、結果として金額は同じですが、確率の計算上は別の事象として数えます。これにより全ての可能性を正確に網羅できるのです。
全事象の列挙
5円玉2枚と10円玉2枚のそれぞれ表か裏かで考えます。各硬貨は表(5円または10円)か裏(0円)の2通りですので、全体の組み合わせは2^4 = 16通りあります。
| 組み合わせ | 金額 |
|---|---|
| 5表,5表,10表,10表 | 30円 |
| 5表,5表,10表,10裏 | 20円 |
| 5表,5裏,10表,10表 | 25円 |
| 5裏,5表,10表,10表 | 25円 |
| 5表,5裏,10表,10裏 | 15円 |
| … | … |
このように、それぞれの硬貨を区別して列挙すると、全16通りの組み合わせを正しく数えられます。
金額が25円以上になる組み合わせ
25円以上になる組み合わせを抽出すると以下の通りです。
- 5表,5表,10表,10表 = 30円
- 5表,5裏,10表,10表 = 25円
- 5裏,5表,10表,10表 = 25円
合計で3通りです。したがって、確率は3/16 ≒ 18.75%です。
まとめ
5円玉2枚を区別して考える理由は、それぞれ独立した結果があり、確率計算上は別の事象として扱う必要があるためです。区別して考えることで、全ての組み合わせを正確に列挙でき、最終的に金額が25円以上になる確率を正しく求めることができます。


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