白玉15個、黒玉n個が入った袋から同時に3個の玉を取り出す確率問題は、組み合わせの基本と確率関数の最大値を求める典型問題です。この記事では、Pnをnで表す方法から、Pnが最大となるnの値まで順を追って解説します。
問題の状況を整理する
袋の中には白玉15個、黒玉n個があります。
この中から同時に3個取り出し、そのうち白玉2個、黒玉1個となる確率をPnとします。
確率は「条件を満たす取り出し方 ÷ 全体の取り出し方」で求めます。
(1)Pnをnを用いて表す
白玉2個を選ぶ方法は
C(15,2)=105
黒玉1個を選ぶ方法は
C(n,1)=n
したがって条件を満たす取り出し方は
105n
通りです。
一方、全体の取り出し方は
C(n+15,3)=((n+15)(n+14)(n+13))/6
となります。
よって
Pn=105n÷C(n+15,3)
すなわち
Pn=630n/((n+15)(n+14)(n+13))
Pnの最大値を考える
Pn=630n/((n+15)(n+14)(n+13))
とおきます。
nは黒玉の個数なので正の整数です。
まず実際にいくつか代入してみます。
| n | Pn |
|---|---|
| 1 | 630/3808 |
| 2 | 1260/4896 |
| 3 | 1890/5814 |
| 4 | 2520/6840 |
| 5 | 3150/7980 |
| 6 | 3780/9240 |
値は増加していきますが、その後は減少に転じます。
隣り合う項の比で最大値を判定する方法
Pn+1>Pnとなる条件を調べます。
Pn+1/Pn=((n+1)(n+13))/((n+16)n)
これが1以上となる条件は
(n+1)(n+13)≧n(n+16)
展開すると
n²+14n+13≧n²+16n
13≧2n
よって
n≦6.5
となります。
したがってPnはn=6までは増加し、n=7以降は減少します。
最大値とそのときのn
以上よりPnが最大となるのは
n=7
のときです。
そのとき
P7=630×7/(22×21×20)
=4410/9240
=21/44
となります。
まとめ
白玉2個、黒玉1個となる確率は
Pn=630n/((n+15)(n+14)(n+13))
です。
また、Pn+1とPnを比較すると、n=6までは増加し、n=7から減少するため、最大値はn=7のときにとります。
したがって答えは、Pn=630n/((n+15)(n+14)(n+13))、最大値は21/44、そのときn=7です。


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