建築構造や鉄骨設計の現場では、力学計算や鋼材規格、設計式などが掲載された分厚い専門書が頻繁に使われています。書名を正確に覚えていなくても、「マニュアルのような名前だった」「鋼材の規格表や計算式が載っていた」という記憶から候補を絞り込める場合があります。
最も可能性が高いのは「鋼構造設計規準」や「設計マニュアル」系
構造設計者の間では、日本建築学会や各業界団体が発行する設計規準やマニュアル類が広く利用されています。
特に鉄骨関係では「鋼構造設計規準」「鋼構造接合部設計指針」「建築物の構造関係技術基準解説書」などが定番です。
また実務者同士の会話では正式名称を省略して呼ぶことも多く、正式なタイトルを忘れていても不思議ではありません。
「マニュアル」に近い名称の代表例
| 名称 | 特徴 |
|---|---|
| 鋼構造設計マニュアル | 鋼材規格や設計例が豊富 |
| 建築構造設計指針 | 構造計算の考え方を解説 |
| 建築物の構造関係技術基準解説書 | 法規と構造基準を網羅 |
| 構造設計便覧 | 設計データ集として利用される |
| 鋼材データブック | 鋼材寸法や断面性能を掲載 |
「マニュアルのような響き」としては、「マニュアル」「ハンドブック」「データブック」「便覧」などが記憶の中で混ざっているケースもあります。
構造設計者がよく使う分厚い本とは
実務では計算式だけでなく、鋼材の断面性能表、許容応力度、接合部設計、溶接規格などを確認する必要があります。
そのため一冊で多くの情報を参照できる大型の専門書が重宝されます。
特に「便覧」や「ハンドブック」と呼ばれる書籍は1000ページ近いものも珍しくありません。
思い出すためのチェックポイント
書籍を特定するには次のような特徴を思い出してみるとよいでしょう。
- 出版社は日本建築学会だったか
- 表紙の色は青系か赤系か
- 鉄骨用だったかRC用だったか
- 学生時代の教科書か実務書か
- 「便覧」「ハンドブック」「マニュアル」のどれに近かったか
これらが分かると候補をかなり絞り込めます。
構造分野で定番の参考書一覧
構造設計の現場で特によく見かける書籍には、建築物の構造関係技術基準解説書、鋼構造設計規準、各種設計指針、構造設計ハンドブックなどがあります。
またゼネコンや設計事務所では社内独自の設計マニュアルを利用している場合もあり、その場合は一般書店では販売されていないこともあります。
まとめ
力学計算や鋼材規格が掲載された分厚い構造関係の本で、「マニュアルのような名前」という条件から考えると、「鋼構造設計マニュアル」「構造設計ハンドブック」「構造設計便覧」などが有力候補です。
もし鉄骨構造かRC構造か、表紙の色や出版社などを思い出せれば、さらに正確に特定できる可能性があります。構造分野では正式名称より略称で呼ばれることも多いため、記憶と実際のタイトルが少し異なっていることも珍しくありません。


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