CVケーブルの許容電流:中性線・接地線を含む4Cケーブルの扱い方

工学

CVケーブルの許容電流を正しく設定することは、安全で安定した電気設備の設計において非常に重要です。特に単相3線式で4心ケーブルを使用する場合、中性線や接地線の扱いに関する判断は悩ましい点です。本記事では、4Cケーブルで1芯を中性線、もう1芯を接地線として使用する際の許容電流の考え方を解説します。

単相3線式における基本的な考え方

単相3線式では、2本の導体が負荷に電流を供給し、残り1本は中性線として使用されます。中性線には通常、平衡負荷時にはほとんど電流が流れませんが、不平衡時には電流が流れます。

そのため、実際の許容電流を計算する際には、電流が流れる導体本数に基づき、2Cケーブルの許容電流を参考にすることが一般的です。

4Cケーブルの構成と接地線の扱い

4Cケーブルの場合、4本の導体が存在します。設問の条件では、1芯を中性線、1芯を接地線として使用するため、実質的に負荷に電流が流れる導体は2本になります。

接地線は通常、電流を流す目的ではなく、保護のために接続されます。そのため、接地線を含めた4Cケーブルの許容電流評価では、電流が実際に流れる2本のみを基準に許容値を判断します。

許容電流値の採用方法

この場合、4Cケーブルでも、実際に電流が流れる2本の導体に対しては、2Cケーブルの許容電流値を採用して差し支えありません。中性線や接地線の導体は、通常の負荷条件下では許容電流に大きな影響を与えないためです。

ただし、負荷の不平衡や中性線に予期しない電流が流れる場合には、若干の余裕を持たせて設計することが望ましいです。

まとめ

4C CVケーブルで1芯を中性線、1芯を接地線として使用する場合、電流が流れる導体は2本となるため、許容電流は2Cケーブルの値を基準として採用して問題ありません。ただし、負荷の不平衡や安全マージンを考慮して設計することが推奨されます。

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