2026年の大学・大学院で統計学を学ぶ時に使われる統計ソフトとは?R・Python・SPSSの現在地

大学数学

統計学を学ぼうとすると、「今の大学ではどんな統計ソフトを使うのか」が気になる人は多いと思います。

特に経済学、社会学、心理学、経営学、データサイエンスなどでは、統計ソフトの利用がほぼ必須になっています。

以前はSPSSやSASが強かった時代もありましたが、2026年現在では状況がかなり変化しています。

この記事では、現在の大学や大学院で実際に使われることが多い統計ソフトや、分野ごとの傾向について整理します。

2026年現在は「R」と「Python」がかなり強い

現在の大学教育では、RとPythonが非常に大きな存在になっています。

特に、

  • データ分析
  • 機械学習
  • 統計モデリング
  • 可視化
  • AI関連

などを扱う授業では、Pythonの利用が急速に増えています。

一方で、純粋な統計学や計量経済学、社会調査系では、今でもRが非常に強いです。

特に大学院レベルでは「Rを使える前提」で授業や論文指導が進むケースも珍しくありません。

SPSSは今でも使われているのか

SPSSは現在でも使われています。

特に、

  • 心理学
  • 教育学
  • 看護学
  • 社会調査

などでは、SPSSを演習に採用している大学はまだ多いです。

理由としては、GUI操作が中心で初心者でも扱いやすいためです。

コードを書かなくても分析できるため、「統計そのもの」を学ぶ授業には向いています。

ただし近年は、再現性やプログラミング教育の流れから、SPSSだけではなくRやPythonへ移行する大学も増えています。

経済学部では何を使うことが多い?

経済学系では、大学によってかなり差があります。

現在多いのは、

ソフト 特徴
R 統計理論との相性が良い
Python データ分析・AI寄り
Stata 計量経済学で根強い人気
SPSS 初学者向け演習
Excel 基礎統計で利用される場合あり

特に計量経済学では、StataやRを使う先生が今でも多い印象があります。

一方で、データサイエンス系学科ではPython中心のケースも増えています。

なぜRが大学で強いのか

Rは統計学の研究文化と非常に結びついています。

統計学者自身がパッケージを開発していることも多く、新しい分析手法が最初にRへ実装されるケースも珍しくありません。

また、

  • 無料
  • 論文との相性が良い
  • 再現性が高い
  • 可視化が強い

という特徴もあります。

大学院レベルになると、「コード付きで分析を再現できること」が重要になるため、Rは依然として非常に強い立場にあります。

Pythonは統計ソフトというより「分析基盤」になっている

Pythonは、昔ながらの統計ソフトというより、総合的なデータ分析環境として広がっています。

例えば、

  • pandas → データ整理
  • numpy → 数値計算
  • matplotlib → グラフ
  • scikit-learn → 機械学習

などを組み合わせて使います。

AIや機械学習ブームの影響もあり、情報系・経済系・理工系ではPython教育がかなり増えています。

ただし、「統計理論を深く学ぶ」という意味では、今でもR中心の授業は多いです。

結局どれを学べばよいのか

2026年現在で迷った場合、まずはRかPythonのどちらかを触っておくと強いです。

おすすめのイメージとしては、

  • 統計学・研究寄り → R
  • AI・データ分析寄り → Python
  • 心理・看護など → SPSS経験も有利

という感じです。

ただ、実際には複数を使う人も多いです。

例えば、「Rで統計解析し、Pythonでデータ処理する」というケースもあります。

まとめ

2026年現在の大学・大学院では、RとPythonが非常に大きな存在になっています。

SPSSも今なお使われていますが、研究や再現性重視の流れから、RやPythonへ移行する大学は増えています。

経済学系ではR・Stata・Python、心理系ではSPSS、情報系ではPythonが強い傾向があります。

今後を考えると、「統計」と「プログラミング」を両方扱える人材の需要はさらに高まっていくと考えられます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました