市場には2人の消費者と2人の生産者がいる場合、市場全体の需要曲線や供給曲線を求めることで均衡価格や均衡数量を計算できます。本記事では、具体例を挙げてわかりやすく解説します。
個別需要曲線の確認
Aさんの需要曲線はQA = 6 – 2P、Bさんの需要曲線はQB = 12 – 4Pとします。ここでQは需要量、Pは価格です。
市場全体の需要曲線は個別の需要量を合計します。つまり、Q市場 = QA + QB = (6 – 2P) + (12 – 4P) = 18 – 6Pとなります。
個別供給曲線の確認
Cさんの供給曲線はQC = 2P、Dさんの供給曲線はQD = Pとします。市場全体の供給曲線は、Q市場 = QC + QD = 2P + P = 3Pとなります。
均衡価格と均衡数量の計算
均衡は需要量と供給量が一致する点で決まります。市場全体で18 – 6P = 3Pとなるため、9P = 18、よってP均衡 = 2となります。
均衡価格P = 2を供給曲線に代入すると、Q均衡 = 3 × 2 = 6となります。従って、均衡数量は6、均衡価格は2です。
実務上のポイント
この手法は複数の消費者や生産者がいる市場で一般的に使われます。個別の需要・供給曲線を足し合わせることで、市場全体の動きを把握できます。
価格弾力性や外部要因を考慮すれば、より複雑な市場分析にも応用可能です。
まとめ
市場全体の需要曲線は個々の需要曲線の合計、供給曲線は個々の供給曲線の合計で求められます。この例では市場全体の需要曲線はQ = 18 – 6P、供給曲線はQ = 3Pであり、均衡価格は2、均衡数量は6となります。複数の参加者がいる市場でも、この基本手順で均衡を求めることが可能です。


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