高校数学では、曲線群の直交截線(orthogonal trajectories)を求める問題は重要な演習です。ここでは xy=α という曲線群に対して直交截線を求める方法を丁寧に解説します。
1. 曲線の微分係数を求める
曲線 xy=α を x で微分すると、暗黙関数の微分法により次のようになります。
y + x (dy/dx) = 0 ⇒ dy/dx = -y/x
2. 直交截線の傾き条件
直交截線は元の曲線と直交するので、傾き m1 と m2 が m1 * m2 = -1 を満たす必要があります。
元の曲線の傾き dy/dx = -y/x に対して、直交截線の傾きは dy/dx = x/y となります。
3. 微分方程式の立式
直交截線の微分方程式は次の通りです。
dy/dx = x/y
4. 微分方程式の解法
dy/dx = x/y を分離変数法で解きます。
y dy = x dx
∫ y dy = ∫ x dx ⇒ y²/2 = x²/2 + C ⇒ x² – y² = constant
5. まとめ
曲線 xy=α の直交截線は、x² – y² = C という式で表されます。ステップとしては、元の曲線の微分係数を求め、直交条件を使って傾きを求め、微分方程式を立てて解く、という流れになります。


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