コンクリートの施工では、打設後にスランプ、空気量、圧縮強度が目標値と異なる場合があります。適切な配合修正を行うことで、品質を確保することが可能です。ここでは、代表的な3つのケースについて解説します。
スランプが目標値より大きい場合
スランプが大きすぎる場合、コンクリートが柔らかすぎる状態です。この場合、作業性は良いものの、収縮や強度低下の原因になることがあります。
- 水の量を減らす
- 減水剤の使用を控える
- 粗骨材の割合を増やす
空気量が目標値より小さい場合
空気量が不足すると、凍害や耐久性の低下につながる場合があります。
- AE減泡剤を適切に調整する
- 空気連行剤の使用を増やす
- 混合時の撹拌時間を見直す
圧縮強度が目標値より小さい場合
圧縮強度が不足すると、構造物の安全性に影響します。
- セメント量を増やす
- 水セメント比を低くする
- 骨材の品質や粒度を見直す
まとめ
スランプ、空気量、圧縮強度のそれぞれに応じた配合修正を行うことで、コンクリートの品質を安定させることができます。調整は小幅で慎重に行い、施工条件や使用環境も考慮することが重要です。


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