ツルミ水中ポンプと三菱FR-A820インバータのブレーカー・電線選定ガイド

工学

動力ツルミ水中ポンプ(出力3.7kW、電流15.4A、4インチ)を2台、三菱FR-A820-11Kインバータを2台設置する際のブレーカーや電線サイズの考え方を解説します。リース会社指定の機材条件に基づき、安全かつ効率的に電源系統を構成するためのポイントを整理しました。

ブレーカー選定の基本

各ポンプにインバータを組み合わせる場合、インバータ入力側のブレーカー容量は、インバータ定格電流の125~150%を目安に選定するのが一般的です。FR-A820-11Kの場合、定格電流に応じてブレーカー容量を決定します。

例えば、15.4Aのポンプに対応するインバータでは、入力ブレーカーは20~25A程度が目安となります。安全率や運転条件によって微調整してください。

主開閉器の選定

主開閉器は、複数台のポンプ・インバータをまとめて遮断できる容量を選びます。2台分の最大負荷を合計し、余裕率を加えた容量が適切です。目安として、50A程度の三相開閉器が一般的です。

主開閉器は緊急停止や保守作業時に全系統を遮断できるよう配置することが重要です。

電線サイズの目安

電線サイズは、負荷電流、距離、許容電流、電圧降下を考慮して決定します。15.4Aのポンプを2台インバータ経由で運転する場合、ケーブルは3相3芯で4mm²以上が一般的な目安です。長距離配線や高温環境では6mm²を検討することもあります。

電線は必ず使用温度範囲や絶縁耐圧を確認し、インバータ起動電流に耐えられるものを選定してください。

インバータ設定と運用

インバータは過電流保護や加速・減速時間を設定することで、負荷に応じた運転が可能です。容量が大きめのインバータであっても、設定を適切に調整すれば、指定ポンプを安全に運転できます。

リース会社指定のインバータを変更できない場合でも、電流制限や加速時間の設定で電源系統への負荷を抑えることが可能です。

まとめ

ツルミ水中ポンプ3.7kW、15.4A×2台にFR-A820-11Kインバータを組み合わせる場合、各ポンプの入力ブレーカーは20~25A、主開閉器は50A程度を目安にします。電線サイズは4~6mm²を目安とし、インバータ設定で過電流や起動負荷を制御することで、安全かつ効率的な運転が可能です。

設置前には必ず専門の電気技術者に確認し、関連法規・安全規格に準拠した配線を行うことが重要です。

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