中学受験の理科では、水溶液に関する実験問題がよく出題されます。特に、与えられた水溶液A〜Dに対して、様々な実験結果をもとにその性質や特徴を推測する問題が多いです。今回は、実験1と実験2の結果をもとに、各水溶液が何であるかを考えながら解答のポイントを解説します。
問1:BTB液で示す性質とは?
実験1の1番目で、A〜Dの水溶液にBTB液を加えた結果、B・Cは青色、A・Dは(あ)色になったという結果がありました。このとき、青色に変わった水溶液はアルカリ性を示しています。BTB液が青色になるのはアルカリ性だからです。
したがって、「青色を示す性質」は「アルカリ性」と答えることができます。
問2:実験1の色の変化について
次に、(あ)に当たる色について考えます。A・Dが青色ではなく、別の色に変わったとき、それは酸性を示す色です。BTB液は酸性の環境では黄色になります。したがって、(あ)に当たる色は「イ:黄色」です。
よって、2の(あ)に当たる色は「イ:黄色」となります。
問3:Aの水溶液は何か?
実験1の結果、Aはアルミニウム片を入れても反応が起こらず、また酸性であることが分かりました。アルミニウムが反応するのは酸性の物質であり、Aが酸性であることから、Aの水溶液は「③炭酸水」であると考えられます。
そのため、Aの水溶液は③炭酸水と答えることができます。
問4:実験1で残る個体の性質
実験1の3番目では、A〜Dを蒸発皿で加熱した結果、(い)の水溶液に残る物質は食塩水であることが示唆されています。食塩水は水分を蒸発させると塩が残ります。したがって、(い)に当たる水溶液は「⑤食塩水」です。
よって、3の(い)にあたる水溶液は⑤食塩水です。
問5:実験2で得られる固体Xの成分
実験2では、C40㎤とD20㎤を混ぜた溶液をBTB液で確認したところ、緑色に変わりました。これは、酸性とアルカリ性が中和反応を起こし、pHが中性に近くなったことを示します。さらに、固体Xが0.5g得られたという結果から、CとDはそれぞれ「④アンモニア水」と「①塩酸」であると推測できます。
したがって、固体Xの成分は「④アンモニア水」と「①塩酸」の組み合わせによるものです。
問6:最も重い固体の重さ
実験2の結果に基づき、CとDを混ぜた後の残る固体の重さを予測します。C(アンモニア水)とD(塩酸)を異なる割合で混ぜると、反応の進行具合によって残る固体の量が変わります。最大の反応が起こる割合はC40㎤とD20㎤のときで、これで0.5gの固体が残ります。
したがって、最も重い固体の重さが得られるのは「エ:C50㎤とD20㎤」の組み合わせです。
まとめ:実験結果からの推論と解答
今回の問題では、実験の結果から水溶液の種類を推測し、BTB液や加熱実験の結果を基にした問題に答えました。理科の実験問題では、実験結果を丁寧に読み取ることが重要です。各水溶液の性質をしっかり理解し、実験の結果をもとに冷静に考えましょう。
理科の問題解決においては、実験の手順や反応の特徴をよく把握し、答えを導き出すことがポイントです。今回の問題も、そのポイントを押さえれば正しく解ける内容でした。


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