ウィルコクソンの符号順位検定(ウィルコクソン検定)を行う際に、上側棄却境界値を求める方法について解説します。この検定は、対になった標本の差異に基づいて、帰無仮説が成立するかどうかを評価します。下側検定の境界値は表から確認できることが一般的ですが、上側棄却境界値を求める方法については少し注意が必要です。
ウィルコクソン検定とは?
ウィルコクソン検定は、2つの関連するサンプルの差異を評価するために使用されるノンパラメトリックな検定です。主に、対応のある2群の中央値の差を比較する際に使われます。帰無仮説は、「2つの群に有意な差がない」というものです。この検定では、順位をつけた差を用いて統計的に有意かどうかを判断します。
ウィルコクソン検定の棄却境界値とは?
ウィルコクソン検定を行う際、棄却境界値は通常、帰無仮説を棄却するために使用されます。下側検定の場合、棄却境界値は有意水準(α)に基づいて定められ、特定の表から確認できます。しかし、上側棄却境界値は別の方法で求める必要があります。
上側棄却境界値の求め方
上側棄却境界値を求めるには、次のステップを踏むことが一般的です。
- まず、ウィルコクソン検定で使用する統計量(例えば、符号順位の合計)を計算します。
- 次に、対応する有意水準(通常は0.05)に基づいて、上側棄却境界値を求めます。これは、帰無仮説が棄却される位置を示す値です。
- 上側棄却境界値は、特定の統計表を使用して求めることができます。この表には、検定の標本サイズや有意水準が与えられた場合の棄却境界値が記載されています。
これらの計算によって、上側棄却境界値が決定されます。具体的な表や計算方法については、統計の教科書やオンラインのリソースで確認できます。
実際の例
例えば、ウィルコクソン検定で標本サイズが10の場合、0.05の有意水準での上側棄却境界値を統計表で確認することができます。この値と実際の統計量を比較し、帰無仮説が棄却されるかどうかを判断します。
まとめ
ウィルコクソン検定で上側棄却境界値を求めるには、標本サイズと有意水準を基にした統計表を利用する必要があります。下側検定と同様に、上側棄却境界値も適切に求めることで、検定結果を正確に評価できます。具体的な値を確認するためには、統計表やオンラインツールを活用すると便利です。


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