韓国語能力試験TOPIKを初めて受験する際、試験区分と取得できる級の仕組みが分かりにくいと感じる人は少なくありません。特にTOPIK Iでは1級・2級をどのように決めるのか、また初級を飛ばしてTOPIK IIへ進めるのか疑問に思う人も多いです。
TOPIKは日本の検定試験のように級ごとに別々の試験を受ける方式ではなく、受験する試験区分の中で取得点数によって級が決まる仕組みになっています。
この記事では、TOPIK Iの合格基準や級の決定方法、TOPIK IIへの挑戦時期、効率的な学習ステップについて分かりやすく解説します。
TOPIK Iは1級と2級で試験日や会場が分かれているのか
TOPIK Iは、韓国語の初級レベルを測定する試験です。1級用、2級用というように試験が分かれているわけではなく、受験者は全員同じTOPIK Iの試験を受けます。
その後、取得した点数によって1級または2級が認定されます。つまり、試験会場では「初級」という一つの試験区分で受験し、その結果によって取得級が決まる仕組みです。
例えば、TOPIK Iを受験して80点以上140点未満の場合は1級、140点以上の場合は2級として認定されます。そのため、最初から2級用の試験に申し込む必要はありません。
TOPIK Iの合格点と取得できる級の基準
TOPIK Iは聞き取りと読解の2科目で構成され、合計点によって級が決定されます。
| 取得級 | 合格基準 |
|---|---|
| 1級 | 80点以上 |
| 2級 | 140点以上 |
例えば自己採点で184点だった場合、TOPIK Iの基準では十分に2級レベルに到達していると考えられます。
ただし、過去問の自己採点と本番の結果では、問題形式への慣れや緊張などによって多少差が出ることがあります。そのため、本番前には複数回過去問を解いて安定して点数を取れる状態にしておくことが大切です。
TOPIK Iで高得点ならTOPIK IIの3級も狙えるのか
TOPIK Iで高得点を取れる場合でも、TOPIK IIの3級取得には別の準備が必要になります。理由は、TOPIK IとTOPIK IIでは求められる韓国語能力が大きく異なるためです。
TOPIK Iは初級向けで、日常生活に必要な基本的な韓国語の理解力を測ります。一方、TOPIK IIは中級から上級向けで、読解や聞き取りだけではなく、作文問題も含まれます。
例えばTOPIK Iでは簡単な自己紹介や日常会話を理解できる力が中心ですが、TOPIK IIの3級では社会的なテーマについて文章を読んだり、自分の意見を書いたりする能力が求められます。
初級を飛ばしてTOPIK IIを受験しても問題ないのか
TOPIKは必ず1級から順番に取得しなければならない試験ではありません。そのため、実力がある場合はTOPIK Iを受験せず、いきなりTOPIK IIに挑戦することも可能です。
ただし、TOPIK Iで高得点だったからといって、必ずTOPIK IIの3級に合格できるとは限りません。特に作文対策をしていない場合、知識はあっても点数につながらないことがあります。
例えば、韓国語の単語や文法を理解していても、200文字程度の文章を書く練習をしていなければ、TOPIK IIでは苦戦する可能性があります。
TOPIK IIの3級を目指すために必要な準備
TOPIK IIの3級を目指す場合は、TOPIK Iの復習に加えて、中級レベルの文法・語彙・作文練習を進めることがおすすめです。
特に重要なのは作文対策です。TOPIK IIでは文章構成力が評価されるため、単語を覚えるだけでは十分ではありません。
具体的には、日記を書く、ニュース記事を読む、自分の意見を韓国語で説明する練習などを行うと、中級レベルへの移行がスムーズになります。
自分に合ったTOPIK受験ステップの考え方
韓国語学習者によって最適な受験方法は異なります。TOPIK Iで確実に2級を取得してからTOPIK IIへ進む方法もありますし、実力に自信があれば直接TOPIK IIへ挑戦する方法もあります。
例えば、韓国語を独学していて会話や読解には自信があるものの作文経験が少ない場合は、まずTOPIK Iで試験形式に慣れるのも良い方法です。
一方で、韓国語のニュースを読めたり、長い文章を書いた経験がある場合は、TOPIK IIを目標に学習を進めてもよいでしょう。
まとめ
TOPIK Iは1級と2級で試験が分かれているのではなく、同じ試験を受けて取得点数によって級が決まります。
そのため、TOPIK Iで高得点を取れば2級取得が可能ですが、TOPIK IIの3級を目指す場合は作文や中級レベルの読解力など、別の対策が必要になります。
自分の現在の韓国語力と目標に合わせて、TOPIK Iで基礎を確認するか、TOPIK IIへ挑戦するかを判断すると、効率よく学習を進めることができます。


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