物理の模試の範囲表に「磁気を除く」と書かれていると、どこからどこまでが磁気分野なのか迷う人も多いでしょう。特に高校物理では電気分野と磁気分野が関連しているため、境界が分かりにくいことがあります。
この記事では、高校物理における磁気分野とはどの単元を指すのか、具体的な内容や勉強するときの注意点について解説します。
高校物理における磁気分野とは何か
高校物理でいう「磁気分野」とは、磁石や磁場、電流と磁場の関係、電磁誘導など、磁気に関係する現象を扱う単元のことです。
一般的には、物理基礎・物理の「電気と磁気」の後半部分にあたります。電気分野では電荷や電場を扱いますが、磁気分野では磁場の中で電流や荷電粒子がどのように動くかを考えます。
そのため、模試で「磁気を除く」と書かれている場合は、磁石や磁場を利用する内容が出題範囲外になることを意味します。
磁気分野に含まれる主な単元
高校物理で磁気分野に含まれる代表的な単元には、以下のようなものがあります。
- 磁場と磁力線
- 電流がつくる磁場
- 電流が磁場から受ける力(ローレンツ力)
- 電磁誘導
- 交流発電機や変圧器
- 荷電粒子の磁場中での運動
例えば、電流が流れる導線を磁場の中に置くと力を受ける現象や、コイルを動かすことで電流が発生する電磁誘導などは、磁気分野の代表的な内容です。
これらは入試問題でも頻出ですが、「磁気除外」と書かれている模試では基本的に扱われません。
磁気分野と間違えやすい電気分野との違い
磁気分野と電気分野は密接に関係していますが、扱う対象が異なります。電気分野では主に電荷、電場、電位、コンデンサーなどを扱います。
例えば、コンデンサーの充電や電場中での荷電粒子の運動は電気分野であり、通常は磁気分野には含まれません。
一方で、電流によって磁場が発生したり、磁場によって電流が生じたりする内容になると磁気分野になります。
全統マーク模試で「磁気を除く」ときに注意する範囲
河合塾の全統マーク模試などで「磁気を除く」と記載されている場合、一般的には「電磁気」の中でも磁場以降の内容が対象外になることが多いです。
具体的には、磁石、磁場、ローレンツ力、電磁誘導、交流などを使う問題は出題されないと考えられます。
ただし、模試ごとの範囲設定によって細かい違いがあるため、最終的には配布されている試験範囲表や学校からの案内を確認することが大切です。
磁気分野を除いた物理の勉強方法
磁気分野が範囲外の場合でも、力学や波動、熱、電気分野などはしっかり対策する必要があります。
特に力学は物理全体の基礎になる分野であり、運動方程式やエネルギー保存則、運動量保存則などは多くの問題で使われます。
また、電気分野についてもコンデンサーや電場は磁気とは別の単元なので、磁気除外だからといって電気全体を勉強しなくてよいわけではありません。
まとめ
高校物理でいう磁気分野とは、磁場・磁力・電流と磁場の関係・電磁誘導などを扱う単元を指します。
全統マーク模試で「磁気を除く」と書かれている場合は、一般的にローレンツ力や電磁誘導、交流などの磁気に関係する範囲が対象外になります。
ただし、電気分野のすべてが除外されるわけではないため、コンデンサーや電場などは範囲に含まれる可能性があります。正確な範囲は模試の案内を確認し、必要な単元を効率よく対策することが大切です。


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