極座標表示でのラプラシアン計算|Uxx+Uyyの求め方と典型問題の解説

大学数学

極座標変換を用いて関数の二階偏微分(Uxx+Uyy)を求める問題は、多変数解析における重要な基本テーマです。特にラプラシアンを極座標で扱う際には、公式の意味を理解したうえで丁寧に計算することが求められます。本記事では、与えられた2つの関数について考え方を整理します。

まずラプラシアンUxx+Uyyの意味を整理する

Uxx+Uyyは2次元におけるラプラシアンと呼ばれる演算です。

これは関数の「曲がり具合」や「拡散の性質」を表す重要な量です。

直交座標(x,y)ではUxxとUyyをそれぞれ計算し足し合わせます。

極座標変換の基本(r, θの定義)

問題では r = √(x^2 + y^2)、tanθ = y/x が与えられています。

これは極座標変換であり、x = r cosθ、y = r sinθ と表せます。

この変換を用いることで、複雑な微分が整理しやすくなります。

極座標におけるラプラシアンの公式

極座標ではラプラシアンは次の形に変換されます。

Uxx + Uyy = Urr + (1/r)Ur + (1/r^2)Uθθ

この公式を使うことで、直接x,yで微分する必要がなくなります。

(1)U = r^2 sin(3θ) + θ log r の場合

まず各項をrとθで微分していきます。

rに関する項とθに関する項を分離して計算することがポイントです。

sin(3θ)はθ微分で係数3が出る点に注意します。

(2)U = e^(αθ) cos(α log r) の場合

この関数はθとlog rが絡む複合型です。

log r を変数とみなして微分すると計算が整理されます。

指数関数と三角関数の積なので、連鎖律を丁寧に適用します。

計算の共通ポイント

どちらの問題も「極座標ラプラシアン公式を使うこと」が核心です。

直接x,yで計算すると非常に複雑になるため変換が必須です。

またrとθを独立変数として扱うことが重要です。

まとめ

Uxx+Uyyは極座標変換を用いることで大幅に計算が簡単になります。

公式 Urr + (1/r)Ur + (1/r^2)Uθθ を使うことが最大のポイントです。

今回のような関数は「極座標での微分処理に慣れること」が理解の鍵となります。

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