絶対値を含む方程式は一見複雑に見えますが、場合分けの基本ルールを押さえることで確実に解くことができます。本記事では、0°≦θ≦180°における |cosθ−1/2|=1/2 の解き方を、考え方の流れに沿って整理します。
絶対値方程式の基本的な考え方
絶対値 |A|=B(B≧0)のとき、A=B または A=−B の2通りに分解できます。
今回の式では A=cosθ−1/2、B=1/2 として場合分けするのが出発点です。
この基本ルールを使うことで、三角関数の問題でも代数的に処理できるようになります。
場合分け①:cosθ−1/2=1/2
まず cosθ−1/2=1/2 を解くと cosθ=1 となります。
0°≦θ≦180°の範囲で cosθ=1 を満たすのは θ=0°のみです。
ただし端点が含まれるため、この解は条件内で有効です。
場合分け②:cosθ−1/2=−1/2
次に cosθ−1/2=−1/2 を解くと cosθ=0 となります。
0°≦θ≦180°の範囲で cosθ=0 を満たすのは θ=90°です。
これは三角比の基本値として頻出の角度です。
単位円での解釈とグラフ的理解
cosθは単位円上のx座標に対応しており、値の範囲は−1から1です。
今回の条件は cosθ が 1 と 0 の2点に一致する位置を探す問題と解釈できます。
グラフで見ると、cosθの水平線との交点を求めている形になります。
解のまとめと注意点
今回の方程式の解は θ=0° と θ=90° の2つです。
絶対値の問題では「場合分けの漏れ」と「定義域の確認」が最も重要です。
特に三角関数では、範囲指定によって解が変わるため注意が必要です。
まとめ
絶対値方程式は基本的に2通りに分解することで解くことができます。
今回の問題では cosθ=1 と cosθ=0 の2つのケースに帰着されました。
三角関数と絶対値の組み合わせ問題では、定義域の確認を最後に行うことが重要です。


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