三角比の基本総整理|tanθの値からsinθ・cosθ・sinθcosθを求める高校数学の解法パターン

高校数学

三角比の問題では、tanθの値からsinθやcosθ、さらにはそれらの組み合わせを求める問題が頻出です。本記事では、0°<θ<180°という条件のもとで与えられたtanθの値から、典型的な3つの式を順序立てて求める考え方を整理します。

与えられた条件の整理

θは 0°<θ<180° であり、tanθ=(√3-√5)/(√3+√5) が与えられています。

この範囲ではtanθの符号から、θが第2象限にある可能性も考慮する必要があります。

まずはtanθの値を有理化して扱いやすい形に整理することが重要です。

tanθ + 1/tanθ の計算

まずt=tanθとおくと、求める式は t + 1/t です。

これは分母をそろえて (t²+1)/t と変形できます。

さらにtの具体値を代入し、分母・分子をそれぞれ整理することで値を求めます。

sinθcosθ を求める方法

基本公式として tanθ=sinθ/cosθ があるため、sinθcosθは tanθを用いて表現できます。

代表的には sinθcosθ=tanθ/(1+tan²θ)×cos²θの形や、恒等式 sin²θ+cos²θ=1 を利用して整理します。

最も効率的なのは 1+tan²θ=1/cos²θ を使う方法です。

sinθ + cosθ の求め方

sinθ+cosθは二乗して扱うのが定石です。

(sinθ+cosθ)²=sin²θ+cos²θ+2sinθcosθ=1+2sinθcosθ を利用します。

すでに求めたsinθcosθの値を代入し、平方根をとることで値を求めます。

角度の符号と象限の注意点

θの範囲が 0°<θ<180° であるため、sinθは正ですがcosθは正負が変わります。

したがってsinθ+cosθの符号は単純に正とは限らず、象限判断が重要になります。

最終的な符号はtanθの符号と整合性を取ることで決定します。

まとめ

tanθからsinθやcosθを求める問題は、基本公式と恒等式の組み合わせで処理できます。

特に「1+tan²θ=1/cos²θ」と「(sinθ+cosθ)²の展開」は頻出の重要テクニックです。

象限の判断を忘れずに行うことで、符号ミスを防ぎ正確な解答に到達できます。

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