英語の文法で多くの人が混乱しやすいのが「準動詞」です。不定詞・動名詞・分詞はどれも動詞が変化した形ですが、文中では動詞以外の役割をします。そのため、「これは現在分詞?過去分詞?」「動名詞との違いは?」と迷う人も少なくありません。
この記事では、準動詞の基本から、実際の英文に出てくる用法までをわかりやすく整理して解説します。例文ごとに種類と働きを確認できるようにしているので、英文法の復習やテスト対策にも役立ちます。
- 準動詞とは何か
- 例文ごとの準動詞の種類と用法
- 1)When he had got to the bus stop, he started reading.
- 2)Because she practices tennis every day, she has little time for other things.
- 3)Though the players were covered with mud, they kept playing rugby.
- 4)If you turn to the right, you will find the city hall.
- 5)While I was jogging along the street, I met Mr. Yamada.
- 6)As it was written in plain English, the book was popular among students.
- 7)Since I don’t know her new address, I cannot write to her.
- 8)This train starts at six and it arrives at Ueno at eight.
- 9)Since I hadn’t decided where to go, I stood still.
- 現在分詞と動名詞の違い
- 過去分詞の基本的な働き
- まとめ
準動詞とは何か
準動詞とは、「動詞が変化して、名詞・形容詞・副詞の働きをする語」のことです。
英語の準動詞には主に次の3種類があります。
| 種類 | 形 | 主な働き |
|---|---|---|
| 不定詞 | to + 動詞原形 | 名詞・形容詞・副詞 |
| 動名詞 | 動詞ing形 | 名詞 |
| 分詞 | 現在分詞・過去分詞 | 形容詞 |
ただし、英文によっては「準動詞が使われていない文」もあります。その点も含めて確認していきましょう。
例文ごとの準動詞の種類と用法
1)When he had got to the bus stop, he started reading.
この文の準動詞は reading です。
「started reading」で「読み始めた」という意味になっており、readingは動名詞として使われています。
種類:動名詞
用法:startedの目的語(名詞用法)
2)Because she practices tennis every day, she has little time for other things.
この文には準動詞はありません。
practicesは普通の動詞であり、tennisは名詞です。
3)Though the players were covered with mud, they kept playing rugby.
この文には2つポイントがあります。
まず、covered は過去分詞です。「泥で覆われていた」という受け身表現で使われています。
また、playing は動名詞です。
covered → 過去分詞(補語)
playing → 動名詞(keptの目的語)
4)If you turn to the right, you will find the city hall.
この文には準動詞はありません。
turnもfindも通常の動詞として使われています。
5)While I was jogging along the street, I met Mr. Yamada.
jogging は現在分詞です。
「was jogging」で過去進行形を作っています。
種類:現在分詞
用法:進行形を作る
6)As it was written in plain English, the book was popular among students.
written は過去分詞です。
「書かれていた」という受け身表現になっています。
種類:過去分詞
用法:受け身表現
7)Since I don’t know her new address, I cannot write to her.
この文には準動詞はありません。
knowもwriteも通常の動詞として使われています。
8)This train starts at six and it arrives at Ueno at eight.
この文にも準動詞はありません。
startsとarrivesは普通の動詞です。
9)Since I hadn’t decided where to go, I stood still.
この文では to go が不定詞です。
「どこへ行くべきか」のように、疑問詞+不定詞の形になっています。
種類:不定詞
用法:名詞用法(where to go全体でdecidedの目的語)
現在分詞と動名詞の違い
どちらも「〜ing」の形になるため、混乱しやすいポイントです。
| 種類 | 役割 | 例 |
|---|---|---|
| 動名詞 | 名詞として使う | I like swimming. |
| 現在分詞 | 形容詞・進行形 | She is swimming. |
今回の問題では、「started reading」「kept playing」が動名詞、「was jogging」が現在分詞でした。
過去分詞の基本的な働き
過去分詞は主に次の2つの働きをします。
- 受け身を作る
- 形容詞として使う
例えば「was written」「were covered」はどちらも受け身表現です。
「〜される」という意味が出ていれば、過去分詞である可能性が高いです。
まとめ
準動詞には、不定詞・動名詞・分詞の3種類があります。
今回の英文では、動名詞・現在分詞・過去分詞・不定詞が使われていましたが、中には準動詞を含まない文もありました。
特に「〜ing」は動名詞か現在分詞かを見分けることが重要です。名詞として働いているなら動名詞、進行形や形容詞として働いているなら現在分詞になります。
準動詞は英語長文や文法問題で頻出なので、文の中でどんな役割をしているかを意識しながら読むことが理解への近道です。


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