この問題では、ある工場が材料Aを仕入れた際、5月に仕入れ値が20%増加し、それに伴い仕入れ量を20%減らした場合の1キロあたりの仕入れ値を求める問題です。途中式とともに解き方を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
問題の整理
まず、問題に出てくる情報を整理します。5月の仕入れ値は4月の20%増しです。そして、仕入れ量は20%減少しました。これにより、5月と4月の1キロあたりの仕入れ値が441円となっています。この時、4月の1キロあたりの仕入れ値を求めるのが目的です。
式の設定と解法
まず、4月の1キロあたりの仕入れ値をxとします。すると、5月の1キロあたりの仕入れ値は1.2x(4月の仕入れ値の20%増し)です。また、仕入れ量が20%減少したため、5月の実際の仕入れ量は0.8倍になります。
そのため、5月の1キロあたりの仕入れ値の平均は次のように求められます。
(1.2x * 0.8) / 1 = 441
計算の進め方
式を解いていきます。
1.2x * 0.8 = 441
0.96x = 441
x = 441 / 0.96
x = 460.94
まとめ
このように、4月の1キロあたりの仕入れ値は約460.94円となります。これで、5月の平均的な仕入れ値が441円に達することが確認できます。


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