コロプレスマップで人口増加率を表す色の決め方|プラスとマイナスを分かりやすく表現する方法

地学

都道府県別の人口増加率を階級区分図(コロプレスマップ)で表す場合、数値だけでなく色の選び方も重要になります。特に人口増加率のようにプラスの値とマイナスの値が混在するデータでは、見る人が一目で増加地域と減少地域を理解できる配色にすることが大切です。

地図表現では、色には一般的な使い方のルールがあります。この記事では、人口増加率のようなプラスとマイナスがあるデータをコロプレスマップに表すときの色分けの考え方や、学校の課題で評価されやすい表現方法について解説します。

人口増加率のコロプレスマップでは増減を色で区別する

人口増加率のように基準となる0を境にプラスとマイナスが存在するデータでは、単純に1色の濃淡だけで表現するよりも、プラスとマイナスで異なる色系統を使う方法が分かりやすいです。

例えば、人口が増えている地域を青系、人口が減っている地域を赤系で表すと、地図を見た人はすぐに「増加している場所」と「減少している場所」を判断できます。

このように0を中心として2つの色を使う方法は、地理学や統計地図でもよく使われる表現方法です。

おすすめの配色例:増加は青、減少は赤

人口増加率を表す場合、以下のような配色が一般的で分かりやすいです。

人口増加率がプラスの地域:青色系、緑色系など
人口増加率がマイナスの地域:赤色系、オレンジ色系など

例えば、人口増加率が5%以上の都道府県を濃い青、0%に近い地域を薄い青、人口減少が大きい地域を濃い赤にすると、増減の大きさも同時に表現できます。

青や緑は成長や安定した印象、赤やオレンジは注意や減少を示す印象があるため、人口変化の地図では直感的に理解しやすい組み合わせです。

階級区分の作り方も見やすさに影響する

色だけではなく、人口増加率をどの範囲ごとに分けるかも重要です。階級区分が適切でないと、色の違いが分かりにくい地図になってしまいます。

例えば、以下のような階級に分ける方法があります。

・5%以上
・1%以上5%未満
・0%以上1%未満
・-1%以上0%未満
・-5%以上-1%未満
・-5%未満

このように0%を境目にして、プラス側とマイナス側を同じくらいの段階に分けると、増加と減少の違いが伝わりやすくなります。

避けたほうがよい色の使い方

コロプレスマップでは、見た目の好みだけで色を選ぶと情報が伝わりにくくなることがあります。

例えば、人口増加を赤、人口減少を青にすることも間違いではありませんが、一般的なイメージと逆になるため、見る人が迷う可能性があります。

また、プラスもマイナスも同じ色の濃淡だけで表現すると、濃い色が「増加」なのか「減少」なのか判断しづらくなるため注意が必要です。

学校の課題で評価されやすいコロプレスマップのポイント

学校の地理課題では、単に色を塗るだけではなく、なぜその色を選んだのか説明できることが重要です。

例えば、「人口増加地域を青系、人口減少地域を赤系にして、0%を基準として増減が分かるようにした」と説明できれば、地図表現の意図が伝わります。

さらに、凡例(色の説明)を分かりやすく作ることで、完成度の高いコロプレスマップになります。

人口増加率以外のデータにも使える色分けの考え方

今回紹介した配色方法は、人口増加率だけでなく、さまざまな統計データに利用できます。

例えば、売上の増減、気温の平均との差、人口密度の変化など、0を基準にプラスとマイナスがあるデータでは、2種類の色を使った表現が適しています。

地図を見る人が短時間で情報を理解できるようにすることが、コロプレスマップ作成では最も大切なポイントです。

まとめ

都道府県別の人口増加率をコロプレスマップで表す場合は、プラスとマイナスを異なる色で分ける方法がおすすめです。

一般的には、人口増加を青系、人口減少を赤系で表すと、見る人に変化が伝わりやすくなります。さらに0%を基準に階級を設定し、分かりやすい凡例を作ることで、完成度の高い地図になります。

大切なのは、きれいな色を選ぶことではなく、データの特徴が誰にでも分かる表現にすることです。

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