ゲームやアニメの戦闘シーンでは「○○は△△に999のダメージを与えた」「△△は○○から999のダメージを受けた」といった表現を英語にする場面があります。しかし、日本語の「与える」「受ける」をそのまま英単語に置き換えると、不自然な表現になることがあります。
特にgiveは「与える」という意味があるため使えそうに感じますが、ダメージ表現では一般的な使い方とは異なります。この記事では、ゲームの戦闘ログなどで自然に使えるdamageの表現方法を解説します。
「ダメージを与える」は英語でdeal damageが基本
英語で「ダメージを与える」と表現する場合、最も自然なのは「deal damage」です。dealには「与える」「与えて処理する」という意味があり、攻撃や効果によるダメージを表す際によく使われます。
例えば「ジュリはヴィーナスに999のダメージを与えた」は、以下のように表現できます。
Juri dealt 999 damage to Venus.
ゲームの戦闘メッセージ風に短くするなら、以下のような表現も自然です。
Juri dealt 999 damage to Venus.
(ジュリはヴィーナスに999ダメージを与えた)
attackを使った表現もゲームではよく使われる
質問にある「Juri attacks Venus 999 damage」は意味は推測できますが、英語としては少し不自然です。attackは「攻撃する」という動作を表す動詞なので、その後ろに直接ダメージ量を置くことは通常ありません。
自然に言うなら、以下のようになります。
Juri attacks Venus and deals 999 damage.
(ジュリはヴィーナスを攻撃し、999のダメージを与えた)
また、ゲームの表示文ではさらに簡略化して、Juri attacks Venus for 999 damage.のような表現も見られます。「999ダメージ分の攻撃をする」というニュアンスです。
giveは「ダメージを与える」という意味で使えるのか
giveは確かに「与える」という意味がありますが、ダメージ表現では通常使いません。
例えばJuri gives Venus 999 damage.と言うと、文法的には理解できる可能性がありますが、英語ネイティブにはゲームの戦闘表現として不自然に聞こえます。
giveは基本的に「物や情報、影響などを相手に渡す」という意味で使われます。
例としては以下のような使い方です。
Juri gives Venus a gift.
(ジュリはヴィーナスにプレゼントをあげる)
The attack gives Venus a chance to escape.
(その攻撃によってヴィーナスに逃げる機会が与えられる)
このように、damageそのものを渡すという感覚ではないため、戦闘ダメージにはdealを使うのが一般的です。
「ダメージを受けた」はtake damageやget damageを使う
「ヴィーナスはジュリから999のダメージを受けた」と言いたい場合は、受け身表現よりもtake damageを使うことが多いです。
自然な表現は以下になります。
Venus took 999 damage from Juri.
(ヴィーナスはジュリから999のダメージを受けた)
take damageはゲームでも非常によく使われる表現です。例えば「毒で毎ターンダメージを受ける」はThe character takes damage from poison every turn.のように言えます。
一方、Venus gets 999 damage by Juri.は不自然です。get damageという表現自体は状況によって使われることがありますが、攻撃者をbyで示す形は一般的ではありません。
受動態で表現するならwas dealt damageも使える
「ダメージを与えられた」という受け身の形にしたい場合は、dealの受動態を使うこともできます。
Venus was dealt 999 damage by Juri.
(ヴィーナスはジュリによって999のダメージを与えられた)
ただし、ゲームのログ表示では少し硬い表現になるため、通常はVenus took 999 damage from Juri.のほうが自然です。
ゲームのメッセージでは、短く分かりやすい表現が好まれるため、以下のような組み合わせがよく使われます。
| 日本語 | 自然な英語 |
|---|---|
| ジュリはヴィーナスに999ダメージを与えた | Juri dealt 999 damage to Venus. |
| ジュリはヴィーナスを攻撃して999ダメージを与えた | Juri attacks Venus and deals 999 damage. |
| ヴィーナスはジュリから999ダメージを受けた | Venus took 999 damage from Juri. |
まとめ
英語で「ダメージを与える」と表現する場合、giveではなくdeal damageを使うのが一般的です。
「ジュリはヴィーナスに999のダメージを与えた」はJuri dealt 999 damage to Venus.、「ヴィーナスはジュリから999のダメージを受けた」はVenus took 999 damage from Juri.が自然な表現になります。
ゲームの戦闘メッセージでは日本語の直訳よりも、英語圏で実際に使われている表現を選ぶことで、より自然なログやセリフになります。


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