高校1年生で数学の成績を伸ばすために、数学の参考書として「入門問題精講」や「基礎問題精講」に取り組む人は多くいます。しかし、これらの問題集を理解できるようになった場合、実際の模試でどのくらいの点数が取れるのか気になる人も少なくありません。
進研模試は学校で広く利用される模試であり、基礎力から標準的な応用力まで幅広く確認できます。そのため、参考書を終えた状態がそのまま得点になるわけではなく、使い方や演習量によって結果は変わります。
この記事では、高校1年生が数学の入門問題精講・基礎問題精講を身につけた場合の目安となる到達点や、進研模試で得点を伸ばすために必要な勉強法について解説します。
入門問題精講と基礎問題精講で身につく数学力
「数学入門問題精講」は、数学の基本的な考え方や公式の使い方を理解するための参考書です。教科書内容を少し深く掘り下げながら、問題を解くための土台を作ることを目的としています。
一方、「数学基礎問題精講」は、大学受験でも使われる代表的な問題パターンを身につけるための問題集です。単純な計算だけではなく、どの解法を使えばよいか判断する力を鍛えることができます。
この2冊を「解答を覚えただけ」ではなく、なぜその解法になるのか説明できるレベルまで理解すると、高校数学の基本から標準問題への対応力が身につきます。
入門問題精講・基礎問題精講完成時の進研模試の得点目安
高校1年生の進研模試で考えると、入門問題精講と基礎問題精講を十分理解できている場合、数学では6割〜8割程度を狙える力があると考えられます。
ただし、これは参考書の内容を自力で解ける状態であることが前提です。問題を見て解答の流れを思い出せる程度では、本番の模試で安定した得点につながりにくくなります。
例えば、基礎問題精講の例題を初見で解ける、途中式の意味を説明できる、数字や条件が少し変わっても対応できる状態なら、進研模試でも高得点につながりやすくなります。
8割以上を取るには参考書以外の演習も必要
基礎問題精講まで完成すると数学の土台はかなり強くなりますが、模試で8割以上、さらに上位を目指す場合は追加の対策が必要です。
進研模試では、基本問題だけでなく、複数の単元を組み合わせた問題や、文章を読み取って方針を決める問題も出題されます。
例えば、二次関数の問題集だけを完璧にしても、実際の模試では二次関数と図形、数列と場合分けなど複数分野を組み合わせた問題が出ることがあります。そのため、総合演習を行うことが重要です。
高校1年生が数学で安定して点数を取る勉強法
数学の成績を伸ばすには、参考書を何冊も増やすよりも、現在使っている問題集を完璧にすることが効果的です。
おすすめの流れは、まず教科書レベルの理解を固め、入門問題精講で考え方を学び、基礎問題精講で典型問題を反復する方法です。
その後、模試や学校の問題を解いて、自分が苦手な分野を発見します。間違えた問題を何度も解き直すことで、初見問題への対応力が高まります。
基礎問題精講を終えた後に意識したいこと
基礎問題精講を終えた段階では、「数学ができるようになった」と感じやすいですが、実際の試験では時間内に正確に解く力も必要になります。
例えば、家で時間をかければ解ける問題でも、模試では制限時間があります。解法を知っているだけでなく、素早く方針を決める練習が重要です。
高校1年生の段階で基礎問題精講レベルを身につけていることは大きな強みです。その後、演習量を増やすことで高校2年・3年になった際の受験数学にもつながります。
進研模試での点数より大切な数学力の確認方法
参考書を終えた効果を確認するときは、模試の点数だけで判断しないことも大切です。
重要なのは、初めて見る問題に対して、どの公式や考え方を使うべきか判断できるかどうかです。
例えば、解答を見れば理解できる状態から、自分で方針を立てて最後まで解ける状態になることで、模試や入試で通用する数学力になります。
まとめ
高校1年生が数学の入門問題精講と基礎問題精講を本当に理解して身につけた場合、進研模試では6割〜8割程度を狙える実力があると考えられます。
ただし、参考書を終えただけではなく、問題を自力で解く力や時間内に処理する力を身につけることが重要です。
高校1年生の時点で基礎問題精講レベルを完成させることは大きなアドバンテージになります。その後の演習や応用問題への取り組み方次第で、さらに高い得点や難関大学レベルの数学力につなげることができます。


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