英語の動詞「deserve」は「〜に値する」「〜を受けるにふさわしい」という意味を持つ重要な表現です。学習していると、後ろにto不定詞を置けるのか、that節を続けられるのか疑問に感じることがあります。
特に「It deserve to reach a paradise.」や「It deserve that we reached a paradise.」のような形が自然な英語になるのかは、deserveの文型を理解するうえで重要なポイントです。
この記事では、deserveの基本的な使い方、to不定詞やthat節を取れるかどうか、自然な言い換え表現まで詳しく解説します。
deserveの基本的な意味と使い方
deserveは「ある行為や状態に対して、それに見合った評価・報酬・結果を受ける資格がある」という意味で使われます。
代表的な形は「deserve + 名詞」や「deserve + to不定詞」です。
例えば、「You deserve a reward.」は「あなたは報酬を受けるに値します」という意味になります。また、「You deserve to be happy.」なら「あなたは幸せになる価値があります」という意味です。
deserveの後ろにはto不定詞を置くことができる
deserveは後ろにto不定詞を取ることができます。この場合、「〜する価値がある」「〜されるべきである」という意味になります。
例えば、以下のような文は自然な英語です。
「She deserves to win the game.」
(彼女はその試合に勝つに値する)
「This book deserves to be read by many people.」
(この本は多くの人に読まれる価値がある)
したがって、「It deserves to reach a paradise.」という形自体は文法的には可能です。ただし、主語のitが何を指しているかによって自然さが変わります。
「It deserve to reach a paradise.」の問題点
例文の「It deserve to reach a paradise.」には、まず動詞の形に注意が必要です。主語がitの場合、三人称単数現在形になるため、「deserve」ではなく「deserves」とします。
正しくは「It deserves to reach a paradise.」です。
ただし、「それが楽園にたどり着く価値がある」という意味になるため、itが物や出来事の場合は少し不自然に聞こえる可能性があります。
例えば、ある旅や物語について言うなら「This journey deserves to reach paradise.」や「This story deserves a happy ending.」のような表現のほうが自然です。
deserveはthat節を取ることができるのか
deserveの後ろにthat節を置く用法は、一般的な英語ではほとんど使われません。
「deserve that + 主語 + 動詞」という形は、文法的に完全な誤りとまでは言えない場合がありますが、現代英語では非常に不自然に感じられる表現です。
例えば「It deserves that we reached a paradise.」という文は、英語話者には「私たちが楽園に到達したという事実が、それに値する」という意味が分かりにくく、通常は別の表現に言い換えます。
that節で表現したい場合の自然な言い換え
deserveを使ってthat節の内容を表したい場合は、名詞化したり、別の動詞を使ったりすると自然になります。
例えば、「私たちが楽園にたどり着いたことは価値がある」と言いたい場合は、以下のような表現が考えられます。
「Our reaching paradise deserves recognition.」
(私たちが楽園に到達したことは評価されるに値する)
または、より自然に「その出来事には価値がある」と言うなら、
「The fact that we reached paradise is worth celebrating.」
(私たちが楽園に到達したという事実は祝う価値がある)
のように表現できます。
deserveとworthの違い
deserveと似た表現にworthがありますが、使い方には違いがあります。
deserveは「誰かや何かが、それにふさわしい資格を持っている」というニュアンスがあります。一方、worthは「価値がある」という評価そのものを表します。
例えば、「He deserves respect.」は「彼は尊敬されるに値する」という意味で、彼の行動や人格に対する評価です。
「The movie is worth watching.」は「その映画は見る価値がある」という意味で、対象そのものの価値を表しています。
まとめ
deserveは後ろにto不定詞を取ることができ、「deserve to do」で「〜する価値がある」「〜されるべきである」という意味になります。
一方で、deserveの後ろにthat節を置く形は一般的ではなく、不自然な英語になりやすいため注意が必要です。
「It deserve to reach a paradise.」の場合は、主語がitなので「It deserves to reach a paradise.」となりますが、状況によっては別の自然な表現に言い換えるほうが英語らしい文章になります。


コメント