英語を学習していると、名詞の後ろに説明が続く文章で「関係代名詞が省略されているのでは?」と疑問に感じることがあります。特に日本語では一つのまとまりとして訳すため、英文の構造が分かりにくくなる場合があります。
例えば、”An ekiben is the boxed meal sold at train stations or on trains in Japan.”という英文では、”meal sold”の部分が関係代名詞の省略なのか気になる人も多いでしょう。
この記事では、この英文の構造を確認しながら、関係代名詞の省略が起こる条件や、どのように判断すればよいのかを分かりやすく解説します。
“the boxed meal sold at train stations”の文構造
まず英文を分解すると、”An ekiben is the boxed meal sold at train stations or on trains in Japan.”は次のような構造になっています。
“An ekiben is the boxed meal”が主な文で、「駅弁とはその箱入りの食事です」という意味になります。そして、その後ろの”sold at train stations or on trains in Japan”が”the boxed meal”を説明しています。
つまり、”sold at train stations or on trains in Japan”は「日本の駅や電車内で売られている」という意味で、前の”meal”を修飾する部分です。
“which is”が省略されていると考えてよいのか
この文は、意味としては”the boxed meal which is sold at train stations or on trains in Japan”と考えることができます。
ただし、正確には”which is”という2語がそのまま省略されたというより、関係代名詞を使った受動態の文が分詞による修飾表現に変化したものです。
元の形は「the boxed meal which is sold at train stations」のようになりますが、英語では関係代名詞節の中でbe動詞+過去分詞になる場合、関係代名詞とbe動詞を省略して過去分詞だけを残すことができます。
関係代名詞と過去分詞による修飾の違い
例えば、次の2つの英文を比較すると分かりやすくなります。
“The book which was written by him became famous.”
“The book written by him became famous.”
どちらも「彼によって書かれた本は有名になった」という意味です。2つ目の文では、”which was”が省略され、”written”だけで名詞を説明しています。
同じように、”the boxed meal sold at train stations”も「駅で販売されている弁当」という意味になります。
関係代名詞を省略できる場合とできない場合
関係代名詞は、いつでも自由に省略できるわけではありません。省略できるかどうかは、後ろの文の形によって決まります。
例えば、目的格の関係代名詞は省略できます。
“This is the book which I bought yesterday.”
この場合、”which”は”bought”の目的語なので、”This is the book I bought yesterday.”のように省略できます。
一方で、主格の関係代名詞は基本的に省略できません。
“The man who lives next door is my teacher.”
この文では”who”が主語の役割をしているため、”The man lives next door is my teacher.”とはできません。
分詞による名詞修飾を理解すると英文が読みやすくなる
英語では、名詞を後ろから説明する方法がよく使われます。特にニュース記事や説明文では、関係代名詞を使わずに分詞で簡潔に表現することがあります。
例えば、”a car made in Japan”は「日本で作られた車」という意味です。これは”a car which was made in Japan”と同じ内容です。
このような表現を理解すると、英文を読む際に「関係代名詞が隠れている」と考えすぎず、名詞を説明している部分として自然に理解できるようになります。
まとめ
“An ekiben is the boxed meal sold at train stations or on trains in Japan.”の”sold”は、”which is sold”のような関係代名詞節が変化した表現と考えることができます。
ただし、単純に”which is”がいつでも省略できるというわけではなく、関係代名詞節がbe動詞+過去分詞の形になっている場合に、短縮表現として過去分詞だけを残すことができます。
英語ではこのような分詞による名詞修飾が頻繁に使われるため、関係代名詞の省略ルールと合わせて覚えることで、英文読解がよりスムーズになります。


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