英語を勉強していると、thatという単語が何度も登場し、「これは接続詞なのか、それとも『あの』という意味なのか」と迷うことがあります。thatには複数の役割があり、文の中での位置や後ろに続く形を見ることで判断できます。この記事では、接続詞のthatと指示代名詞・指示形容詞としてのthatの違いを、具体例を使いながらわかりやすく解説します。
thatには大きく分けて2つの使い方がある
英語のthatは、主に「接続詞のthat」と「指示詞のthat」に分けられます。どちらも同じスペルですが、文の中で果たしている役割が異なります。
接続詞のthatは、日本語では「〜ということ」という意味になることが多く、文と文をつなぐ働きをします。一方、指示詞のthatは「それ」「あれ」「あの」という意味で、特定のものを指し示す働きをします。
例えば、「I know that he is kind.」という文では、thatの後ろに「he is kind」という文章が続いているため、接続詞のthatになります。
接続詞のthatを見分ける方法
接続詞のthatを見分ける一番簡単な方法は、thatの後ろを見ることです。thatの後ろに「主語+動詞」の形が続いている場合、多くの場合は接続詞になります。
例として、「I think that she is a good teacher.」という文を考えてみます。この場合、thatの後ろには「she(主語)+is(動詞)」があります。
このthatは「あの先生」という意味ではなく、「彼女が良い先生であるということ」という内容を表しています。そのため、接続詞のthatだと判断できます。
「あの」という意味のthatを見分ける方法
「あの」という意味のthatは、何か特定の物や人を指すときに使われます。この場合、thatの後ろには名詞が続くことが多いです。
例えば、「That book is interesting.」という文では、thatは「その本」「あの本」という意味になります。
この文ではthatがbookという名詞を説明しており、「あの本」という一つのまとまりを作っています。このようにthatの直後に名詞がある場合は、指示形容詞として使われている可能性が高いです。
接続詞thatと指示詞thatの比較
| 種類 | 意味 | 特徴 |
|---|---|---|
| 接続詞that | 〜ということ | 後ろに主語+動詞が続く |
| 指示詞that | あれ、それ、あの | 物や人を指す |
例えば、以下の2つの文を比べると違いが分かりやすくなります。
「I know that he plays tennis.」
このthatは「彼がテニスをするということ」という意味なので接続詞です。
「I know that boy.」
このthatは「あの少年」という意味なので指示詞です。
thatの後ろだけで判断できない場合の考え方
英文によっては、thatの後ろだけを見ると迷うことがあります。その場合は、thatを「それ」や「あの」と訳して自然かどうかを確認すると判断しやすくなります。
例えば、「I believe that he is honest.」の場合、「私はあの彼が正直だと信じる」と訳すと不自然です。一方、「彼が正直であるということを信じる」とすると自然なので、接続詞のthatだと分かります。
英語では単語単体の意味だけを見るのではなく、文全体の役割を見ることが重要です。
まとめ|thatは後ろの形と文の意味で判断する
接続詞のthatと「あの」という意味のthatを見分けるには、thatの後ろに何が続いているかを見ることが基本です。
thatの後ろに「主語+動詞」が続いていれば接続詞、「that+名詞」の形になっていれば「あの」という意味の指示詞である可能性が高くなります。
例文を多く読むことで、thatがどの役割で使われているのか自然に判断できるようになります。まずは文の形を確認する習慣をつけることが、thatを理解する近道です。


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