「目論見が外れる」という表現は日常会話でも使われますが、正確な意味や使い方が分かりにくい言葉です。特に、相手に約束を破られた場合や予定通りに進まなかった場合にも使えるのか迷うことがあります。この記事では、「目論見」の意味や「目論見が外れる」のニュアンス、具体的な使い方について分かりやすく解説します。
「目論見」とは何を意味する言葉なのか
「目論見(もくろみ)」とは、物事をこう進めようと考えている計画や考え、予想を意味する言葉です。
単なる希望や願望ではなく、「こうすれば成功するだろう」「このような結果になるだろう」と考えて立てた計画や見通しに対して使われます。
例えば、「旅行の目論見を立てる」「事業成功の目論見がある」という場合は、目的を達成するための計画や予測を表しています。
「目論見が外れる」の意味
「目論見が外れる」とは、事前に考えていた計画や予想が実際の結果と違ってしまうことを意味します。
例えば、「雨が降らないと思って屋外イベントを計画したが、当日は大雨になった」という場合は、天候に対する目論見が外れたと言えます。
つまり、「目論見が外れる」は、何かを計画した本人の予想や計画が思い通りにならなかった場合に使う表現です。
約束を破られた場合も「目論見が外れる」と言えるのか
誰かの発言を信じて予定を立て、その通りになると思っていた場合、その予想が崩れたこと自体は「目論見が外れた」と表現できます。
例えば、「父親が買ってくれると言ったので、そのつもりで誕生日プレゼントを楽しみにしていた」という状況では、娘さんの中には「誕生日には欲しい物を買ってもらえる」という予想や計画があります。
そのため、広い意味では「目論見が外れた」と言うことは可能です。ただし、この表現だけでは「相手に裏切られた」「約束をなかったことにされた」という部分までは必ずしも含まれません。
「目論見が外れる」と「期待が裏切られる」の違い
似た状況で使われる言葉に「期待が裏切られる」がありますが、「目論見が外れる」とは少し意味が異なります。
| 表現 | 意味 | 特徴 |
|---|---|---|
| 目論見が外れる | 計画や予想が外れる | 結果が予想と違ったことに重点 |
| 期待が裏切られる | 信じていたことが実現しない | 相手への失望や感情を含みやすい |
今回のように、相手が一度了承した内容を後から否定した場合は、「目論見が外れた」という表現もできますが、「約束を信じていたのに裏切られた」「期待していたのに残念だった」という表現のほうが状況に近い場合もあります。
「目論見」の使い方を具体例で確認
「目論見」は、将来の展開を予測して計画している場面で使われます。
- 「新商品の販売で大きな利益を出す目論見だったが、予想より売れなかった」
- 「早く到着する目論見で出発したが、渋滞で遅れてしまった」
- 「相手が協力してくれるという目論見で準備を進めていた」
このように、自分が考えていたシナリオや予測が崩れた場合に「目論見が外れる」と表現できます。
今回のような場面で自然な表現は何か
誰かとの約束が原因で予定が変わった場合、「目論見が外れる」という表現は完全に間違いではありません。
ただし、「目論見」という言葉には少し計画的・戦略的な響きがあります。そのため、子どもが誕生日プレゼントを楽しみにしていたような場面では、「楽しみにしていた予定がなくなった」「期待が裏切られた」「当てが外れた」のほうが自然に感じられることもあります。
一方で、父親側が「娘は買ってもらえると思っていたのに予定が狂ってショックだった」という意味で「目論見が外れた」と表現すること自体は、言葉の意味としては成立しています。
まとめ:「目論見が外れる」は予想や計画が崩れること
「目論見」とは、将来こうなるだろうと考えた計画や予想を意味します。そして「目論見が外れる」は、その計画や予想通りにならなかった場合に使う表現です。
相手の約束を信じて予定を立てていた場合でも、その予定が崩れたという意味では「目論見が外れる」と表現できます。
ただし、相手に裏切られた気持ちや悲しみを強調したい場合は、「期待が裏切られた」「約束を破られて悲しかった」などの表現のほうが、状況や感情をより正確に伝えられます。


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