中学3年生で学習する間接疑問文では、「if」と「whether」のどちらを使えばよいのか迷うことがあります。どちらも「〜かどうか」という意味を表すため、違いが分かりにくい文法のひとつです。
この記事では、間接疑問文で使われる「if」と「whether」の基本的な意味や使い方、使い分けのポイントを具体的な例文を使って分かりやすく解説します。
間接疑問文とは何か
間接疑問文とは、疑問文を別の文の中に組み込んだ表現のことです。直接質問するのではなく、「〜かどうか」「〜なのか」という形で内容を伝えるときに使います。
例えば、直接疑問文では「Is he a student?(彼は学生ですか)」となりますが、間接疑問文では「I don’t know if he is a student.(私は彼が学生かどうか分かりません)」のようになります。
間接疑問文では、疑問文の語順ではなく、普通の文と同じ語順になることが重要なポイントです。
「if」と「whether」の基本的な意味
間接疑問文で使われる「if」と「whether」は、どちらも「〜かどうか」という意味を表します。
例えば、以下の2つの文はほぼ同じ意味になります。
I don’t know if she will come.
(私は彼女が来るかどうか分かりません。)
I don’t know whether she will come.
(私は彼女が来るかどうか分かりません。)
このように、「if」と「whether」は基本的な意味では大きな違いはありません。しかし、使える場面には違いがあります。
「if」は日常的な会話でよく使われる
「if」は、間接疑問文で「〜かどうか」を表す場合によく使われます。特に日常会話では自然な表現として使われることが多いです。
例文:
I wonder if he knows the answer.
(私は彼が答えを知っているかどうか気になります。)
このように、単純に「AなのかBなのか分からない」という内容を表す場合は、ifを使うことができます。
ただし、ifには使えない場面もあるため、どんな文でもwhetherの代わりになるわけではありません。
「whether」は選択肢や正式な表現で使われる
「whether」も「〜かどうか」という意味ですが、ifよりも使える範囲が広いのが特徴です。
特に、「〜か、それとも〜か」という選択の意味を含む場合や、少し改まった文章ではwhetherがよく使われます。
例文:
I don’t know whether I should go or not.
(私は行くべきかどうか分かりません。)
この文では「行くか、行かないか」という2つの選択肢があるため、whetherが自然です。
ifとwhetherの大きな違い
ifとwhetherの違いを整理すると、以下のようになります。
| 項目 | if | whether |
|---|---|---|
| 意味 | 〜かどうか | 〜かどうか |
| 使いやすさ | 会話でよく使う | 文章でも会話でも使える |
| or notとの組み合わせ | 基本的に不可 | 使用可能 |
| 主語になる場合 | 不可 | 可能 |
例えば、「彼が来るかどうか分かりません」という文は、以下のようにどちらでも表現できます。
I don’t know if he will come.
I don’t know whether he will come.
しかし、「彼が来るかどうかに関係なく」という場合はwhetherを使います。
例文:
Whether he comes or not, I will go.
(彼が来るかどうかに関係なく、私は行きます。)
ifではなくwhetherを使う代表的な場面
中学英語で特に覚えておきたいのは、whetherしか使えない場面です。
1. 「or not」が続く場合
「〜かどうか」という意味で「or not」を使う場合は、whetherを使うのが基本です。
例文:
I don’t know whether he will join us or not.
(彼が参加するかどうか分かりません。)
2. whetherが文の主語になる場合
「〜かどうか」という部分が主語になる場合、ifは使えません。
例文:
Whether he is right is not important.
(彼が正しいかどうかは重要ではありません。)
この場合、whether以下が「何が重要ではないのか」を表す主語になっています。
中3英語で覚えるifとwhetherの簡単な見分け方
迷った場合は、まず「普通に〜かどうかを言いたいだけか」を考えると分かりやすくなります。
単純に「分かる・知らない・聞く」などの後ろで使う場合は、ifでもwhetherでも使えることが多いです。
例:
I don’t know if he likes music.
I don’t know whether he likes music.
一方で、「or notがある」「主語になる」「少し正式な文章」という場合はwhetherを選ぶと間違いが少なくなります。
まとめ|ifとwhetherは意味は同じでも使える範囲が違う
間接疑問文の「if」と「whether」は、どちらも「〜かどうか」という意味を持っています。そのため、多くの文では置き換えることができます。
しかし、whetherはifよりも使える範囲が広く、「or notを伴う場合」や「主語になる場合」にはwhetherを使います。
中学3年生の英語では、まず「普通の疑問ならifまたはwhether」「特別な使い方ならwhether」と覚えると、問題を解きやすくなります。


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