アシダカグモが家に出たらどうする?夜に活動する理由や安全な捕まえ方を解説

昆虫

大きな体を持つアシダカグモを家の中で見かけると、特に夜間の場合は「寝ている間に顔の上を歩かれたらどうしよう」と不安になる人も少なくありません。しかし、アシダカグモの習性を知ると、必要以上に怖がる必要がないことが分かります。

この記事では、アシダカグモが夜に現れる理由や人への危険性、家の中で見つけた場合の対処方法、捕まえるための虫取り網の選び方や購入場所について詳しく紹介します。

アシダカグモはなぜ夜に出るのか

アシダカグモは夜行性のクモで、昼間は家具の隙間や壁の裏など暗い場所に隠れていることが多く、夜になるとエサを探して活動します。

夜に見かけることが多いため、不気味に感じる人もいますが、これは人を狙って活動しているわけではありません。主な目的はゴキブリや小さな昆虫を探すことです。

アシダカグモは視力よりも振動や周囲の変化を感じ取って行動するため、人間の寝ている場所にわざわざ近づいてくる習性はありません。

寝ている顔の上を這われる可能性はある?

アシダカグモは見た目の大きさから「人に向かってくるのでは」と思われがちですが、基本的には人間を避ける性質があります。

家の中を移動している途中で偶然人の近くを通る可能性はゼロではありませんが、積極的に人間の体へ登ったり、顔の上を歩いたりすることを目的にしているわけではありません。

むしろ、人の気配や振動を感じると逃げることが多く、攻撃性も低いクモです。

「夜出るクモはよろこぶ」という言葉の意味

「夜のクモはよろこぶ」という言い伝えは、日本に昔からある迷信や縁起に関する表現の一つです。地域によって解釈は異なりますが、夜に現れるクモを良い兆しと考える場合があります。

一方で、「朝のクモは縁起が良い」「夜のクモは悪い」といった逆の言い伝えもあり、科学的な根拠があるものではありません。

現実的には、夜にクモが出る理由は単純に夜行性で活動時間が合っているためです。

アシダカグモを捕まえるときの方法

アシダカグモを家から出したい場合は、無理に叩いたり殺したりするより、虫取り網や容器を使って外へ逃がす方法がおすすめです。

虫取り網を使う場合は、昆虫採集用の小型網よりも、少し大きめで柄が長いタイプのほうが扱いやすくなります。クモとの距離を保ちながら捕まえられるため、苦手な人でも安心です。

例えば、壁や天井にいる場合は網でそっと包み込み、紙や板などを使って出口へ誘導すると安全に移動させることができます。

虫取り網はどこで購入できる?

虫取り網は、ホームセンター、100円ショップ、通販サイト、スポーツ用品店などで購入できます。

家庭でアシダカグモを移動させる目的なら、子ども用の昆虫網でも使えますが、網の直径が大きく、柄が伸びるタイプを選ぶと便利です。

また、クモ専用の捕獲器具や害虫駆除用の長い柄付きネットも販売されています。直接触れずに対処したい場合には、こうした道具を利用すると安心です。

アシダカグモは害虫ではなく益虫という一面もある

アシダカグモは、大きな体や素早い動きから怖がられやすいですが、家の中ではゴキブリなどを捕食してくれる存在でもあります。

特にゴキブリを追いかけて捕まえる能力が高く、昔から「家の守り神」のように扱われることもありました。

もちろん、クモが苦手な場合や生活に支障がある場合は無理に共存する必要はありません。自分が安心できる方法で外へ移動させることが大切です。

まとめ:アシダカグモを正しく知れば必要以上に怖がらなくてよい

アシダカグモは夜行性のため夜に見かけることが多いですが、人間を襲う目的で近づいてくるクモではありません。

寝ている顔の上を歩かれる可能性を過度に心配する必要はなく、もし家の中で見つけた場合も虫取り網などを使えば安全に移動させることができます。

見た目のインパクトはありますが、害虫を食べてくれる益虫でもあります。習性を理解したうえで、必要に応じて適切に対処するとよいでしょう。

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