英語の問題で「Mike is very active (against) his age.」のagainstがなぜ誤りなのか疑問に感じる人は多くいます。単語の意味だけを見るとagainstは「〜に対して」という意味があるため使えそうに思えますが、英語では文脈によって適切な前置詞が決まっています。
この記事では、againstが使えない理由と、「年齢のわりに活発だ」という表現を英語でどのように表すのか、似た表現との違いも含めて詳しく解説します。
againstの基本的な意味と使われる場面
againstは主に「〜に反対して」「〜に対抗して」「〜に接触して」という意味で使われる前置詞です。何かと何かが対立している状況や、向かい合っている状態を表す場合に適しています。
例えば、以下のような使い方があります。
- I am against the plan.(私はその計画に反対です。)
- Our team played against another team.(私たちのチームは別のチームと対戦しました。)
- The ladder is against the wall.(はしごが壁に立てかけられています。)
このようにagainstには「対立」や「接触」といったイメージがあります。
「年齢のわりに」という意味でagainstが使えない理由
「Mike is very active against his age.」では、againstが「年齢に対抗して」というような意味に受け取られてしまいます。しかし、英語では「年齢に対抗する」という表現では、自然に「年齢のわりに活発」という意味にはなりません。
日本語では「彼は年齢に反して元気だ」と言うことがありますが、英語ではこの場合、againstではなく「〜の割には」を表す表現を使います。
つまり、againstは物事の比較や程度を表すための前置詞ではないため、この文章では不適切になります。
「年齢のわりに活発だ」を表す正しい英語表現
「Mike is very active for his age.」が自然な英語表現になります。
この場合のforは「〜にしては」「〜の割には」という意味で使われています。for his ageは「彼の年齢を考えると」という意味になり、「その年齢にしては活発だ」という内容を表します。
例えば、以下のような表現があります。
- She is tall for her age.(彼女は年齢のわりに背が高い。)
- He is very mature for his age.(彼は年齢のわりに大人びている。)
- My grandfather is healthy for his age.(私の祖父は年齢のわりに健康です。)
forとagainstのニュアンスの違い
forとagainstはどちらも前置詞ですが、役割は大きく異なります。
| 表現 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| for | 〜にしては、〜の割には | He runs fast for his age. |
| against | 〜に反対して、〜と対抗して | They fought against the enemy. |
「年齢」という基準と比較して評価する場合はforを使います。一方、againstは相手や障害などと争う場面で使われます。
例えば「彼は年齢に負けず頑張っている」という日本語でも、英語では必ずしもagainstを使うわけではありません。英語では「年齢に対抗する」のではなく、「その年齢を基準に考える」という発想になるためforが適しています。
英作文で前置詞を選ぶときのポイント
英作文では、日本語の直訳で前置詞を選ぶと間違いやすくなります。「反して」「対して」といった日本語が含まれていても、英語では別の前置詞が自然な場合があります。
前置詞を選ぶときは、その単語が持つ基本的なイメージを考えることが重要です。againstなら「対立・抵抗」、forなら「基準・目的・支持」というイメージがあります。
「年齢のわりに」「経験のわりに」「見た目のわりに」など、ある基準と比較して評価するときはforを使うと覚えておくと便利です。
まとめ|Mike is very active for his ageが正しい理由
「Mike is very active against his age.」が不自然なのは、againstが「〜に反対する」「〜と対抗する」という意味を持つ前置詞であり、「年齢のわりに」という比較表現には適していないためです。
正しくは「Mike is very active for his age.」となり、for his ageで「彼の年齢にしては」という意味を表します。
英語の前置詞は日本語の単語と一対一で対応するものではありません。それぞれの前置詞が持つ基本的なイメージを理解することで、自然な英文を作れるようになります。


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