コピックの太いペン先と細い筆先は中でつながっている?インクの仕組みと使い方を解説

美術、芸術

コピックを使っていると、1本のペンに太いマーカーのようなペン先と、筆のように細かく描けるペン先があるため、「中のインクはつながっているのか」「それぞれ別の仕組みなのか」と疑問に感じることがあります。

コピックは一般的なマーカーとは少し違った構造をしており、ペン先の違いやインクの流れを理解すると、より長くきれいに使うことができます。この記事では、コピックの内部構造やペン先ごとの役割、片方だけ使い続けた場合の影響について詳しく解説します。

コピックの太いペン先と細いペン先は基本的につながっている

コピックのような両端にペン先があるマーカーは、内部にあるインクタンクが共通になっています。そのため、太い方のペン先と筆タイプの細い方のペン先は、別々にインクを持っているわけではありません。

つまり、細い筆先だけを使っていても、インク自体は同じタンクから供給されています。片方だけを頻繁に使ったからといって、その部分だけのインクが完全になくなるという仕組みではありません。

ただし、使う頻度によってペン先の消耗具合やインクの減り方には違いが出ることがあります。

コピックの内部ではどのようにインクが供給されるのか

コピックは本体内部のインクを含んだ芯のような部分から、両側のペン先へインクが染み込む構造になっています。

そのため、細い筆タイプのペン先を使うと、内部のインクがそのペン先へ移動します。一方で、太いブロード側を使えば、そちらへも同じようにインクが供給されます。

例えば、イラスト制作で細かい線ばかり描いている場合でも、内部のインクは減っていきます。そのため、細い方だけ使っているからといって、太い方が永遠に新品の状態で残るわけではありません。

片方のペン先だけ使う場合に注意したいこと

筆タイプのペン先をよく使う人の場合、細い方のペン先が先に摩耗することがあります。特に強い筆圧で描いたり、紙との摩擦が大きい素材を使ったりすると、ペン先が広がることがあります。

反対に、ブロード側をあまり使わなくても、内部のインクが少なくなれば色の出方は徐々に変化します。

コピックはペン先やインクを交換できるタイプもあるため、描き心地が変わった場合はペン自体を買い替える前に、ペン先交換やインク補充を検討すると経済的です。

コピックの種類によってペン先の組み合わせは異なる

コピックには複数のシリーズがあり、それぞれペン先の組み合わせが異なります。

例えば、コピックスケッチは片側がスーパーブラシ、もう片側がミディアムブロードになっており、イラスト制作で人気の高い組み合わせです。筆のような表現と広い面を塗る表現を1本で使い分けることができます。

一方、コピックチャオやコピッククラシックではペン先の形状が異なるため、購入する際は自分の描きたい表現に合ったシリーズを選ぶことが大切です。

コピックを長持ちさせるための使い方

コピックを長く使うには、キャップをしっかり閉めることが基本です。キャップが十分に閉まっていないと、インクが乾燥してペン先の寿命が短くなる原因になります。

また、ペン先を強く押し付けすぎないことも重要です。特に筆タイプのペン先は柔らかいため、軽い力で使うことで本来のしなやかな描き味を維持できます。

細い方ばかり使う場合でも、時々太い方の描き心地を確認しておくと、インク切れやペン先の状態変化に気付きやすくなります。

まとめ|コピックは両方のペン先が同じインクでつながっている

コピックの太いペン先と筆タイプの細いペン先は、基本的に内部のインクを共有している構造です。そのため、どちらか一方だけを使っていても、インクは同じように消費されます。

細い筆先を中心に使う人でも、ペン全体の状態を確認しながら使用すると、コピック本来の発色や描き心地を長く楽しめます。

コピックは単なるマーカーではなく、用途に合わせて2種類のペン先を使い分けられる画材です。仕組みを理解することで、より快適なイラスト制作につながります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました