平行移動の問題の解き方を解説|図形をどの方向に何cm動かすかを考える方法

中学数学

平行移動の問題では、図形をどの方向へどれだけ動かしたのかを正しく読み取ることが大切です。特に「(8)のような問題が分からない」という場合でも、平行移動の基本的なルールを理解すると解き方が見えてきます。

この記事では、平行移動の意味や考え方、問題を解く時に確認すべきポイントをわかりやすく解説します。

平行移動とはどのような移動なのか

平行移動とは、図形を形や大きさを変えずに、一定の方向へ同じ距離だけ動かす移動のことです。

例えば、三角形を右へ3cm、上へ2cm動かした場合、三角形のすべての頂点が同じように右へ3cm、上へ2cm移動します。

平行移動では、辺の長さや角度は変化しません。変わるのは図形の位置だけです。

平行移動の問題で確認するポイント

平行移動の問題を解く時は、まず元の図形と移動後の図形を比べます。

確認するポイントは次の3つです。

  • どの方向に移動しているか
  • 何cm移動しているか
  • 対応する点がどこになるか

例えば、点Aが点A’へ移動している場合、AからA’への向きと距離が、その図形全体の移動方向と移動距離になります。

平行移動を求める基本的な解き方

平行移動の問題では、代表となる1つの点の動きを見ると簡単に考えられます。

例えば、点Aが右に5マス、上に2マス移動して点A’になっている場合、他の点もすべて同じように右5マス、上2マス移動します。

つまり、1つの点の移動を調べれば、図形全体の移動方法を判断できます。

座標を使う問題の場合は、点の座標に移動した分だけ数を足したり引いたりします。

例として、点(2,3)を右に4、上に2移動すると、(2+4,3+2)=(6,5)になります。

よくある間違いと注意点

平行移動でよくある間違いは、図形の向きが変わったと思ってしまうことです。

平行移動では回転や裏返しは行いません。そのため、移動後も辺の向きや角の大きさは完全に同じです。

また、1つの頂点だけを見て移動量を判断すると、左右や上下を間違えることがあります。必ず対応する点を確認しましょう。

平行移動の問題を解くためのコツ

平行移動の問題では、図形そのものを見るよりも「どの点がどこへ動いたか」に注目すると解きやすくなります。

特に入試や応用問題では、図形が複雑に見えても、移動のルールは変わりません。

例えば四角形が移動している問題でも、左上の頂点だけを確認して移動方向と距離が分かれば、残りの頂点の位置も同じ分だけ移動させることができます。

まとめ|平行移動は1点の動きを見れば解ける

平行移動の問題を解く時は、図形全体を難しく考える必要はありません。まず対応する1つの点がどこへ移動したのかを確認することが基本です。

移動方向と移動距離が分かれば、他のすべての点も同じように動かすことができます。

平行移動では「形は変わらない」「すべての点が同じ方向・同じ距離だけ動く」という2つのルールを覚えておくと、さまざまな問題に対応できます。

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