70mai Omniなどのドライブレコーダーで駐車監視を利用する場合、専用の駐車監視ケーブルを使用して車両のACC電源や常時電源へ接続する方法が一般的です。しかし、補機バッテリーの負担やバッテリー上がりが心配で、モバイルバッテリーを利用したいと考える人も少なくありません。
ただし、駐車監視モードは単純に電源を供給するだけでは動作しない場合があります。ACC、VCC、アースそれぞれの役割を理解し、適切な切り替え方法を考えることが重要です。この記事では、70mai Omniの駐車監視を外部電源で運用する際の考え方や配線方法について解説します。
70mai Omniの駐車監視でACCとVCCが必要な理由
ドラレコの駐車監視ケーブルには一般的に「VCC(常時電源)」「ACC(アクセサリー電源)」「GND(アース)」の3本があります。
VCCはエンジン停止中でも電力を供給するための線で、駐車監視時の電源になります。一方、ACCは車両の状態を判断するための信号線として使われ、エンジンが停止したかどうかをドラレコへ伝える役割があります。
そのため、VCCだけに電源を入れても、ドラレコ側が通常録画状態と判断して駐車監視へ移行しない場合があります。駐車監視を開始するには、ACC信号を適切に制御する必要があります。
モバイルバッテリーを使う場合の基本的な考え方
モバイルバッテリーを利用する場合は、車両の常時電源の代わりにVCCへ電力を供給する形になります。
例えば、以下のような構成が考えられます。
| 配線 | 接続先 |
|---|---|
| VCC | モバイルバッテリーの+出力 |
| GND | モバイルバッテリーの-または共通アース |
| ACC | スイッチなどでON/OFF制御 |
このようにACC信号を手動で切り替えられるようにすると、駐車監視状態へ移行させる制御が可能になります。
ACC信号をスイッチで切り替える方法
質問のように車両ヒューズボックスへ接続せず、スイッチ操作で駐車監視へ切り替えたい場合は、ACC線を独立したスイッチで制御する方法があります。
具体的には、モバイルバッテリーからVCCへ常時電源を供給し、ACC線にはスイッチを介して12V相当の信号を入力します。駐車時にスイッチをONにすることで、ドラレコへACC状態の変化を伝えられます。
ただし、ドラレコによってACC信号の判定方法は異なるため、電圧や動作条件を確認する必要があります。単純なON/OFFスイッチだけで正常動作しない場合は、リレーや電圧変換回路が必要になることもあります。
おすすめできる構成と注意点
安定性を重視する場合は、一般的なUSBモバイルバッテリーよりもドラレコ用の外部バッテリーや駐車監視専用電源を利用する方法が安全です。
通常のモバイルバッテリーは長時間の給電を想定していないものがあり、低消費電力時に自動停止する機能が搭載されている場合があります。ドラレコでは消費電流が少ない状態が続くため、突然電源が切れる可能性があります。
また、パススルー充電を利用する場合も注意が必要です。充電と放電を同時に行うことで発熱やバッテリー劣化につながる場合があるため、長期間の車載利用では対応した製品を選ぶことが大切です。
電子工作で制御する場合のポイント
電子工作が可能であれば、ACC信号をリレーやマイコンで制御する方法もあります。
例えば、車両のACC電圧を検知して、エンジン停止後に自動でACC信号を切り替える回路を作れば、手動操作なしで駐車監視へ移行できます。
ただし、車載環境では温度変化やノイズ、電圧変動があります。安全性を考えると、十分な知識がない場合は市販の電源管理ユニットを使用する方が安心です。
まとめ|70mai Omniの駐車監視はACC制御が重要
70mai Omniの駐車監視をモバイルバッテリーで利用する場合、単純にVCCへ電源を入れるだけではなく、ACC信号をどのように扱うかが重要になります。
VCCは駐車監視中の電源供給、ACCはドラレコに車両状態を伝えるための信号として考えると、必要な配線方法が理解しやすくなります。
手動スイッチによる切り替えや電子工作による制御も可能ですが、安定した長時間運用を考える場合は、ドラレコ用外部バッテリーや専用電源ユニットを利用する方法も検討するとよいでしょう。


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