英語学習で「tell、remind、convince、persuade、warn、notifyは人of、人that、人toの形を取る」と説明されることがあります。しかし、この表現だけを覚えても、なぜその形になるのか、実際の英文で何に役立つのかが分かりにくいと感じる人も少なくありません。この記事では、これらの動詞が取る形の意味と、使い分けを理解することで英文読解や英作文でどのように役立つのかを解説します。
「人of」「人that」「人to」とは何を表しているのか
英語の文型で使われる「人of」「人that」「人to」という表現は、その動詞の後ろにどのような情報を置くことができるかを示しています。
例えば「tell 人 ~」という形では、人が情報を受け取る相手になります。そして、その後ろには「何を伝えたのか」を表す内容が続きます。
| 形 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 人 of 名詞 | 人に~について知らせる | tell me of the accident |
| 人 that 文 | 人に~だと伝える | tell me that he left |
| 人 to 動詞 | 人に~するよう伝える | tell me to wait |
つまり、この説明は単なる暗記項目ではなく、「その動詞の後ろにどんな内容を置けるか」を示しています。
tellが取る形から理解する動詞の使い方
tellは「誰かに情報を伝える」という意味を持つ動詞です。そのため、伝える相手である「人」と、伝える内容をセットで使うことが多くなります。
例えば、She told me that she was busy.は「彼女は私に忙しいと言った」という意味です。この場合、meが情報を受け取る相手、that以下が伝えた内容になります。
また、My teacher told me to study harder.では「先生は私にもっと勉強するよう言った」という意味になります。この場合は、伝えた内容が命令や依頼なので「人to動詞」の形になります。
remind・warn・notifyは情報を伝える動詞
remind、warn、notifyも「相手に何かを知らせる」という共通点があります。ただし、それぞれ伝える内容や目的が少し異なります。
remindは「忘れないように思い出させる」という意味です。例えば、She reminded me of the meeting.は「彼女は私に会議のことを思い出させた」という意味になります。
warnは「危険や問題について注意する」という意味です。The police warned him not to enter the area.なら「警察は彼にその場所へ入らないよう警告した」となります。
notifyは「正式に知らせる」という意味で、会社や行政などの場面でよく使われます。The company notified customers that the service would end.は「会社は顧客にサービス終了を通知した」という意味です。
convinceとpersuadeが人toを取る理由
convinceとpersuadeは、どちらも「人を納得させる」という意味があります。そのため、相手が何らかの行動をする状態へ導く場合に「人to動詞」の形を取ります。
She convinced me to join the project.は「彼女は私を説得して、そのプロジェクトに参加させた」という意味です。convinceは「相手が納得した結果、行動する」というニュアンスがあります。
一方、He persuaded me to change my mind.は「彼は私を説得して考えを変えさせた」という意味です。persuadeも相手を説得して行動につなげる場合に使われます。
この知識を覚えると何に役立つのか
「人of、人that、人to」の知識を学ぶ目的は、単に動詞の形を暗記することではありません。英文を読んだ時に、動詞の後ろに何が来るのかを予測できるようになることが大きなメリットです。
例えば、入試や資格試験の長文で「warn 人 to do」という形を見た場合、「この後には注意された行動が来る」と判断できます。そのため、文章の意味を素早く正確につかめるようになります。
また英作文でも、「人に何かを伝える」「人に行動を促す」といった日本語を英語にするとき、どの形を使えばよいか迷いにくくなります。
まとめ|動詞の型は意味と一緒に覚えることが大切
tell、remind、convince、persuade、warn、notifyが「人of」「人that」「人to」を取るという説明は、その動詞がどのような情報や行動を相手に伝えるのかを理解するためのものです。
「人of」は情報や出来事を知らせる、「人that」は内容を伝える、「人to」は相手に行動を促すという基本イメージを持つと覚えやすくなります。
動詞の形だけを暗記するのではなく、「誰に何を伝えているのか」という意味と結びつけることで、英文読解や英作文で使える知識になります。


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