英文を書くとき、that節の中に複数の内容を並べたい場合、thatを毎回入れるべきなのか、省略してよいのか迷うことがあります。特にandなどの等位接続詞で3つ以上の要素をつなぐ場合は、文の構造を明確にすることが重要です。この記事では、that節内で複数の項目を並列するときの自然な書き方や、thatを繰り返す場合と省略する場合の違いについて解説します。
that節の基本的な役割
that節は「〜ということ」を表し、主に動詞の目的語や補語として使われます。例えば、I think that he is right. では、that he is right が「彼が正しいということ」を表しています。
that節の中には基本的に1つの完全な文が入ります。そのため、複数の内容を伝えたい場合は、that節同士をandなどの等位接続詞でつなぐことになります。
例えば「私は彼が来ること、彼が仕事を終えること、そして彼が連絡することを知っている」という内容を英語にする場合、複数のthat節をどのようにつなぐかがポイントになります。
that節を3つ以上並べる場合はthatを繰り返せる
that節を複数並べる場合、文法的には「that + 文」を繰り返すことができます。
例えば、I know that he will come and that he will help us and that he will stay here. という形です。
このようにthatをすべての節につけると、それぞれが独立したthat節であることが明確になります。特に、文章が長い場合や誤解を避けたい場合には、thatを繰り返す書き方が有効です。
thatの繰り返しを省略することも可能
一方で、thatが同じ働きをしていて、内容の並列関係が明確な場合は、後ろのthatを省略することもできます。
例えば、I know that he will come, help us, and stay here. のような形です。この場合、come、help、stayがすべて「heが行う動作」として並んでいるため、thatを何度も繰り返す必要はありません。
英語では同じ役割を持つ語句を並列するとき、重複を避けるために省略することがよくあります。
thatを残した方がよい場合とは
thatを省略できる場合でも、内容が複雑になるとthatを残した方が読みやすくなります。
例えば、I believe that the plan will succeed, that everyone will support it, and that the company will grow. のような文では、3つのthat節を並べています。
この場合、thatを省略するとどこからどこまでが並列されているのか分かりにくくなるため、thatを繰り返す方が自然です。特に論文やフォーマルな文章では、明確さを優先してthatを残すことが多くあります。
「that〜, 〜, and that〜」の形について
質問にある「that〜, 〜, and that〜」の形も文法的には可能です。ただし、最初のthat節の中で何を並列しているのかによって意味が変わります。
例えば、I think that he is smart, kind, and honest. の場合、smart、kind、honestはすべて形容詞なので、that節の中で単純に並列されています。
一方で、I think that he is smart, that he is kind, and that he is honest. の場合は、3つのthat節を並列しています。どちらが適切かは、並べたいものが単語レベルなのか、文レベルなのかで判断します。
英作文で迷った場合の判断基準
that節内で複数の内容を書く場合は、「何をandでつないでいるのか」を確認すると判断しやすくなります。
同じ主語による動作や性質を並べるだけなら、thatを最初だけ置いて省略することができます。一方で、独立した主張や情報を3つ並べる場合は、それぞれにthatをつけた方が分かりやすくなります。
例えば入試英作文では、短い文ならthatを省略しても問題ありませんが、長い文章ではthatを繰り返すことで採点者にも意味が伝わりやすい文章になります。
まとめ
that節の中で3つ以上の内容を並べる場合、thatを毎回繰り返しても、省略しても文法的には可能です。
「that〜 and that〜 and that〜」は、それぞれの内容を明確に示したい場合に適しています。一方で、「that〜, 〜, and 〜」は同じthat節内で単語や句、動作を並列するときに自然な形になります。
重要なのは、andが何と何を結んでいるのかを意識することです。文章が複雑になるほどthatを適切に残すことで、読みやすく正確な英文になります。


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