英語の「like」は、後ろに不定詞(to+動詞)を置く場合と、動名詞(動詞+ing)を置く場合があります。どちらも日本語では「〜することが好き」と訳されるため違いが分かりにくい表現です。この記事では、「I heard from Mr. Yamamoto that you like building interesting things.」と「I heard from Mr. Yamamoto that you like to build interesting things.」の違いを中心に、like to不定詞とlike 動名詞のニュアンスの違いを分かりやすく解説します。
like buildingとlike to buildはどちらも文法的に正しい
まず、「I heard from Mr. Yamamoto that you like building interesting things.」も「I heard from Mr. Yamamoto that you like to build interesting things.」も文法的には正しい英文です。
どちらも「山本さんから、あなたは面白いものを作るのが好きだと聞きました」という意味になります。
ただし、ネイティブが感じるニュアンスには少し違いがあります。動名詞を使うか、不定詞を使うかによって、行為への見方が変わります。
like+動名詞(like building)の意味とニュアンス
「like+動詞ing」は、実際にその行為をしていることや、その活動そのものを楽しんでいるという意味合いが強くなります。
「you like building interesting things」は、「あなたは実際に面白いものを作るという活動が好きだ」というイメージです。
例えば、模型作りや工作、プログラミングなどを普段から行っていて、その作る過程そのものを楽しんでいる人に対して使うと自然です。
例:I like reading books.
(私は本を読むことが好きです。)
この場合は、実際に本を読むという行為を楽しんでいることを表します。
like+to不定詞(like to build)の意味とニュアンス
「like+to do」は、ある行為をすることを好む、またはその行為を選択する傾向があるという意味になります。
「you like to build interesting things」は、「あなたは面白いものを作ることを好む」という意味で、習慣や好み、選択としての行動に焦点が置かれます。
例えば、趣味として工作をしている人だけでなく、「必要があれば作ることを好む」というニュアンスでも使えます。
例:I like to get up early.
(私は早起きするのが好きです。)
この場合は、早起きという習慣や行動を好んでいることを表します。
buildingとto buildの違いを具体例で比較
例えば、友人がロボット作りを趣味にしている場合を考えます。
「He likes building robots.」と言うと、「彼はロボットを作る作業そのものが好き」という印象になります。設計したり、組み立てたりする過程を楽しんでいるイメージです。
一方、「He likes to build robots.」と言うと、「彼はロボットを作ることを好む」という意味になり、作るという行動を選ぶ傾向に焦点があります。
実際の会話では両者の違いは非常に小さい場合も多く、ネイティブでも厳密に区別せず使うことがあります。
和文英訳ではlike to不定詞を使っても間違いではない
日本語の「〜するのが好き」という表現を英語にするとき、like toを思いつく人は多くいます。そのため、「好きだからlike to buildにした」という考え方は間違いではありません。
学校英語では「like doing」「like to do」の両方が紹介されますが、どちらを使っても意味が通じる場合が多いです。
ただし、趣味や活動そのものを強調したい場合はlike+動名詞が自然に感じられることがあります。
今回の「building interesting things」は、面白いものを作るという創造的な活動を楽しんでいることを伝えるため、動名詞が使われています。
まとめ|like buildingとlike to buildは焦点の違いで使い分ける
「like building」と「like to build」はどちらも「作ることが好き」という意味になりますが、注目している部分が少し異なります。
like+動名詞は「その活動や経験自体を楽しむ」というニュアンス、like+to不定詞は「その行動を好む、選択する」というニュアンスがあります。
「I like building interesting things.」は、物を作るという活動そのものが好きという自然な表現です。一方で「I like to build interesting things.」も間違いではなく、状況によって十分使うことができます。


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