英語の文法では、名詞が単数扱いになるのか複数扱いになるのかで迷うことがあります。特に「people」や「every」のような単語は、日本語の感覚だけでは判断しにくいため注意が必要です。
この記事では、peopleの正しい扱い方やeveryが付く場合の動詞の形、さらに英作文や試験で間違えやすい単語について分かりやすく解説します。
peopleは基本的に複数形として扱う
「people」は「人々」という意味で使われる場合、すでに複数を表す単語なので複数扱いになります。
例えば「Many people are interested in English.(多くの人々が英語に興味を持っています)」では、peopleが複数の人を表しているため、動詞は複数形の「are」を使います。
「people」は「person(1人)」の複数形にあたる単語です。そのため「peoples」のようにさらに複数形にすることは通常ありません。
peopleとpersonの違いに注意
単数の1人を表す場合は「person」、複数の人を表す場合は「people」を使います。
| 意味 | 単語 | 例文 |
|---|---|---|
| 1人 | person | A person is waiting outside. |
| 複数の人 | people | Many people are waiting outside. |
ただし「people」には別の使い方もあり、特定の民族や国民を指す場合は「peoples」と複数形にすることがあります。例えば「the peoples of the world(世界の諸民族)」のような表現です。
everyが付く名詞は必ず単数扱いになる
「every」は「すべての〜」「各〜」という意味ですが、後ろに続く名詞は必ず単数形になります。
例えば「every student(すべての生徒)」の場合、生徒が複数存在していても文法上は1人ずつを見る考え方になるため、単数扱いになります。
そのため、動詞も単数形を使います。「Every student has a book.(すべての生徒が本を持っています)」のように「has」を使い、「have」にはしません。
every以外にも単数扱いになる注意すべき表現
英語には、意味としては複数を連想させても、文法上は単数扱いになる単語があります。
代表的なものとして「each」「everyone」「everybody」「someone」「somebody」「anyone」「nobody」などがあります。
| 単語 | 意味 | 動詞の扱い |
|---|---|---|
| each | それぞれの | 単数 |
| everyone | 全員 | 単数 |
| everybody | みんな | 単数 |
| someone | 誰か | 単数 |
例えば「Everyone likes music.」では、「全員」という意味でも「likes」のように単数形になります。
集合名詞は単数か複数かで迷いやすい
英語では「family」「team」「class」などの集合名詞も注意が必要です。これらは複数の人を含みますが、1つのまとまりとして考える場合は単数扱いになります。
例えば「My family is large.(私の家族は大きいです)」では、家族という集団を1つの単位として見ているため「is」を使います。
一方で、イギリス英語などでは「family members(家族の構成員)」を強調する場合に複数扱いすることもあります。文脈によって変化する点も覚えておくとよいでしょう。
英語の単複一致で間違えやすいポイント
英作文や試験問題では、意味だけで判断すると間違いやすい単語がよく出題されます。
例えば「Every student have a smartphone.」という文は、日本語では「生徒全員がスマートフォンを持っている」という意味なので複数のイメージがありますが、正しくは「Every student has a smartphone.」になります。
単語そのものが持つ文法上の性質を覚えることで、このようなミスを減らすことができます。
まとめ|peopleは複数、everyは単数扱いと覚える
「people」は基本的に複数形として扱われるため、後ろの動詞も複数形になります。一方で「every」が付く表現は、意味が複数でも文法上は単数扱いになります。
また、「each」「everyone」「someone」なども単数扱いになる代表的な注意単語です。
英語の単複一致は、単語の意味だけではなく、その単語がどのような考え方で使われているかを理解することが重要です。


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