理系数学の良問プラチカと厳選272はどちらをやるべき?特徴・使う順番・次に取り組む参考書を解説

数学

理系数学の受験対策では、「理系数学の良問プラチカ」と「理系数学 厳選272」のどちらを使うべきか迷う人が多くいます。どちらも難関大学を目指す受験生向けの問題集ですが、問題のレベルや目的には違いがあります。この記事では、それぞれの参考書の特徴や向いている人、終わった後に取り組むべき勉強について詳しく解説します。

理系数学 厳選272と良問プラチカの役割の違い

理系数学の厳選272と良問プラチカは、どちらも入試で頻出する重要な問題を集めた問題集ですが、狙っている学習段階が少し異なります。

厳選272は、理系数学で必要になる典型的な解法を幅広く身につけることを目的とした問題集です。標準レベルからやや難しい問題までを通して、入試問題に対応するための土台を作ることができます。

一方、良問プラチカは、標準問題を一通り解けるようになった受験生が、さらに思考力や応用力を伸ばすために使う問題集です。単純な公式適用では解けない問題も多く、問題への着眼点を鍛えることに向いています。

簡単に整理すると、厳選272は「解法の引き出しを増やす教材」、良問プラチカは「解法を組み合わせて難しい問題に対応する教材」と考えると分かりやすくなります。

厳選272と良問プラチカはどちらを先にやるべきか

どちらを先に取り組むべきかは、現在の数学力や志望校のレベルによって変わります。ただし、多くの受験生にとっては、基礎から標準問題を固めた後に厳選272、さらに必要に応じて良問プラチカへ進む流れが取り組みやすいです。

例えば、数学の典型問題にまだ不安がある場合、いきなり良問プラチカに進むと解説を読んでも解法の発想が理解できないことがあります。

その場合は厳選272で、「この条件ならこの解法を使う」という判断力を身につけることが重要です。

一方で、すでに標準問題集を十分にこなし、典型解法が身についている人であれば、良問プラチカから始めても問題ありません。

理系数学 厳選272が向いている人

厳選272は、数学の基礎固めを終えて、入試レベルの問題演習に入りたい人に向いています。

特に以下のような人にはおすすめです。

  • 典型問題の解法を整理したい人
  • 数学の苦手分野を減らしたい人
  • 標準〜やや難レベルの問題を幅広く練習したい人
  • 難関大学入試に向けて土台を作りたい人

例えば、微分積分の最大最小問題や数列の漸化式などで、「見たことはあるけれど、どの方針で解けばいいか分からない」という状態なら、厳選272で問題パターンを整理する効果が高いです。

ただし、厳選272は問題数が多いため、ただ答えを覚えるだけでは十分な効果は得られません。解法の理由や考え方まで理解することが大切です。

良問プラチカが向いている人

良問プラチカは、標準問題を解く力があり、さらに難関大学レベルの思考力を鍛えたい人向けの教材です。

向いている人の特徴は以下の通りです。

  • 基本的な解法は一通り身についている
  • 偏差値60以上の大学を目指している
  • 初見問題への対応力を高めたい
  • 記述式答案の練習をしたい

良問プラチカでは、問題を見た瞬間に公式を当てはめるだけでは解けない問題が多くあります。どの条件に注目し、どの方針で解くかを考える力が必要になります。

例えば、複数の分野の知識を組み合わせる問題では、「何を使えばよいか」を判断する力が求められます。このような力は難関大学の二次試験で特に重要になります。

厳選272や良問プラチカを終えた後にやるべきこと

問題集を1冊終えた後は、すぐに次の参考書へ進むよりも、まず解いた問題を自分の力で再現できるか確認することが重要です。

特に数学では、1回解いた問題を「理解したつもり」で終わらせると、本番で似た問題が出たときに対応できないことがあります。

復習では、以下のような確認を行うと効果的です。

確認内容 目的
解法を何も見ずに説明できるか 本当に理解しているか確認する
別解や考え方を確認する 解法の幅を広げる
間違えた問題を解き直す 弱点を克服する

その後は、志望校の過去問演習へ移るのが一般的です。過去問では、問題集とは違った形式や時間配分への対応力を身につけることができます。

志望大学別に考えるおすすめの進め方

数学の参考書ルートは、志望大学の難易度によって調整することが大切です。

例えば、地方国公立や中堅私立大学を目指す場合は、厳選272を完成させた後に過去問演習へ進むだけでも十分対応できる場合があります。

一方で、東京大学、京都大学、医学部などの最難関大学を目指す場合は、厳選272で基礎〜標準力を固めた後、良問プラチカなどで思考力を鍛える流れが効果的です。

大切なのは、参考書の冊数を増やすことではなく、1冊の問題集からどれだけ多くのことを吸収できるかです。

まとめ|厳選272と良問プラチカは目的に合わせて選ぶことが大切

理系数学の厳選272と良問プラチカは、どちらが優れているというよりも、目的が異なる問題集です。

典型解法を身につけたい場合や、入試数学の土台を作りたい場合は厳選272が向いています。標準問題を解く力があり、さらに難関大学向けの思考力を鍛えたい場合は良問プラチカが適しています。

また、どちらか1冊を終えた後は、すぐに新しい教材へ進むのではなく、復習で解法を定着させた上で過去問演習に取り組むことが重要です。

自分の現在の実力と志望校のレベルを考えながら、必要な教材を選択することで、理系数学の得点力を効率よく伸ばすことができます。

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