TOEIC対策を始めると、単語帳・文法問題集・長文教材・公式問題集など、さまざまな参考書が気になってしまいます。しかし、英語が苦手な人ほど教材を増やしすぎると、どれも中途半端になってしまうことがあります。
TOEICでスコアを伸ばすためには、たくさんの参考書を集めることよりも、自分のレベルに合った教材を繰り返し使い、知識を定着させることが重要です。この記事では、TOEIC初心者が参考書を選ぶ際の考え方や、効率的な組み合わせ方について解説します。
TOEIC対策では参考書を増やしすぎない方が良い理由
TOEIC学習では、参考書の数よりも一冊をどれだけ使い込むかが重要です。例えば単語帳を購入しても、1周しただけでは実際の試験で使える知識にはなりません。
同じ単語を何度も見て、意味だけでなく発音や使われ方まで理解することで、リーディングやリスニングで素早く反応できるようになります。
参考書を何冊も並行して進めると、「今日はこの教材、明日は別の教材」と学習が分散し、苦手分野の克服につながりにくくなる場合があります。
初心者がTOEIC教材を選ぶ基本的な考え方
英語が苦手な場合は、最初から難しい教材に挑戦するよりも、基礎を固める教材を優先することが大切です。
TOEICでは単語力・文法力・読解力・リスニング力が必要ですが、これらは別々に存在しているわけではありません。単語や文法の知識が不足していると、長文問題やリスニングでも点数が伸びにくくなります。
そのため、初心者の場合は「単語帳1冊」「文法教材1〜2冊」「問題演習用教材」というように役割を決めて教材を選ぶと効率的です。
単語帳は金フレ・銀フレのように絞るのがおすすめ
TOEIC対策の単語帳として有名な教材でも、複数冊を同時に使う必要は基本的にありません。まずは1冊を完璧に近づけることが重要です。
例えば、現在の英語力に自信がない場合は基礎的な単語から学べる教材を使い、その後必要に応じてTOEIC頻出単語へ進む方法が効果的です。
金のフレーズや銀のフレーズのようなTOEIC向け単語帳を使う場合も、最初から両方を広げるより、自分のレベルに合った方を選び、繰り返し復習する方が成果につながります。
文法教材は目的を分けて使うことが大切
TOEICの文法対策では、基礎理解用の教材と問題演習用の教材を分けると学習しやすくなります。
例えば、文法知識がほとんどない場合は、解説が詳しい教材で基本ルールを理解し、その後に問題数が多い教材で演習量を増やす流れがおすすめです。
「ゼロから理解するための文法教材」と「でる1000問」のような問題演習教材を組み合わせる考え方は、目的が違うため効果的な組み合わせと言えます。ただし、同時にすべてを完璧に進めようとせず、段階的に取り組むことが大切です。
公式問題集はいつ使うべきか
公式問題集はTOEIC本番の形式や時間配分を身につけるために非常に重要な教材です。ただし、基礎力が不足している状態で解いても、間違いの原因が分からないことがあります。
例えば、長文問題で点数が取れない場合でも、原因が単語不足なのか、文法理解不足なのか、読むスピード不足なのかによって対策は変わります。
そのため、初心者の場合は基礎教材で力をつけた後に公式問題集へ進む方法が効果的です。公式問題集は本番直前だけでなく、自分の弱点を確認する教材としても活用できます。
教材を増やすタイミングとは
参考書を追加すること自体が悪いわけではありません。現在使っている教材を十分活用し、明確な目的がある場合は新しい教材を加える価値があります。
例えば、「リスニングだけ点数が伸びない」「Part7の時間が足りない」など具体的な課題が見つかった場合は、その部分を補う教材を追加すると効果的です。
逆に、なんとなく不安だから新しい参考書を買うという状態になると、教材集めが目的になってしまう可能性があります。
まとめ
TOEIC対策では参考書を大量にそろえるよりも、自分に必要な教材を選び、何度も繰り返して定着させることが重要です。
単語帳、文法教材、問題演習教材、公式問題集というように役割を分ければ、少ない教材でも十分にスコアアップを目指せます。
特に英語が苦手な場合は、基礎を固めることを優先し、必要になった段階で教材を追加する方が効率的です。参考書の数ではなく、1冊1冊をどれだけ自分の力に変えられるかを意識して学習を進めることが大切です。


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